インフレ時代の資産運用｜デフレからインフレになった日本において価値観を変えないといけない

今日のテーマは「デフレからインフレへ」。
30年以上のデフレが続いた日本で、これから投資のブームが来るというのは本当でしょうか？
「デフレからインフレになるとなぜ投資ブームが起きるのか」「なぜ投資しないといけないのか」「インフレの時の正解は何か」について皆さんが知りたい有益な情報をお伝えします！

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Question
「これから投資のブームが来る」というのは本当でしょうか？

Answer
実際に来ている。

1. 投資の展示会に来てる方が年々増えている
2. 若い方が増えてきている
3. 投資の初心者や、若い夫婦や、新しい顔ぶれが来ている傾向がある

今後、投資ブームは必ず起こります。

勉強すればするほど、
「これは貯金してちゃダメだ」
「投資しないといけない！」となるはずです。

しかし、いざ投資しようとなった時に、「何から始めよう？」と考える方が多いのではないでしょうか？

180°変えるとは、
「今まで正解だったものが不正解になり、今まで不正解だったものが正解になる」ということ。

Question
なぜ価値観を切り替えられていない人が多いのか？

Answer
30年間デフレだったから。

これからまた長期にわたってインフレが起き始めます。

徐々に価値観が変わっていくと思いますが、みんなが群がった時には旨みが少なくなるので、そのためにも早い段階で切り替える必要があります。

利益を出すための「リストラ」。
デフレ時代は正解でした。

人を切ることは良くないという風潮が、昔ながらのセオリーであったと思います。
しかしデフレから変わっていき、
停滞している間はそうも言っていられないということで、
「利益があること、将来を見込んで、人を切ってコストカットして株価を上げる。」
という価値観を持ってらっしゃる方がすごく多かったと思います。

投資の世界でも同じように言えます。

【5000万の家を購入したい時】

インフレ時
「今は5000万だけども来年は 6000万になるかもしれない。」
時間が経つと値上がりし、金利も上がるため、早めにローンを組むという思想が生まれる。
「先にモノを買おうとする人」が集まると加速度的にモノの価値が上がり、
需要と供給のバランスでまた価格が上がっていくという現象が起こる。

【インフレ】モノの価格が上がってお金の価値が下がる

【5000万の家を購入したい時】

デフレ時
「今は5000万だけども、来年は 4000万になるかもしれない。」「もうちょっと待っておこう。」
「待つ」ということは買う人が少なくなり、待つ人が増えるため、さらに価格下落の圧力がかかる。
需要と供給のバランスでまた価格が下がるという現象が起こる。

【デフレ】モノの価値が下がってお金の価値が上がる

「貯金しましょう！」という傾向がこの30年間あったと思いませんか？
しかし、これからはそれが違うということになります。

「貯金大国　日本」ということで、これは日銀から出ているグラフですが、右肩上がりです。

20年で600兆円から1200兆円に貯金が増えています。
資産が倍になっているという現象です。
これはデフレ下では正解です。

日本人はデフレが得意で、お金を使わずに貯める国民性があると言われています。

お子さんが仕事をしてお金をもらえる「キッザニア」ってありますね。
メキシコなどはもらったら全部使うそうです。
日本の場合は大人と一緒で銀行に貯めていくらしいです。

デフレは日本人にすごく合っていて、貯金をどんどん増やしていたことになります。

しかし、今は貯金を減らさないといけないんですね。

Question
貯金は投資なのか？

Answer
貯金は投資です。

例えば私の父親がゆうちょの定期預金に無理やり入らされた時代がありました。
複利6%だったので、10年で倍になります。
強制的に入っていましたが、蓋を開けて見たら増えていてラッキーでしたよね。
そういった意味では投資ですよね。

その投資が何に使われているのかというと、企業さんへの貸付に回ったり、国債などを買っているわけです。
貯金をすることによって、間接的に投資に回って、そのリターンが一部返ってくるということですね。

今はどちらかというと貯金を使っているというよりは、日銀からお金を引き出す形の比率が非常に高いと思いますけど、基本的なビジネスの流れはそういう形です。

Question
この30年、自分の資産を何で持っているか？

Answer
「半分が貯金」

ある意味デフレ時代は正解です。
どんどん貯金して資産を守りましょうということです。

Question
「ではインフレは何が正解なのか？」

特にインフレになったら、「このやり方をしないと、貧富の差が起こる」と言われているのはなぜか？と言うと、
投資はお金の入り口なので、たくさん持っておく方が、当然お金の量も増えてたくさん入ってきます。

1本より2本、3本、4本とある方がたくさん入ってきますよね。

これが少ないとせっかく世の中にお金が溢れているのに、自分のところに入ってこない。

入ってくる人・入ってこない人の差が今まで以上についてしまいます。

色々な投資家さんとお付き合いさせていただいていますが、現金で持っていらっしゃるというよりは、
換金性の高い現物資産であったり、株・投資事業・不動産など、
現金の比率が非常に少ない方がデフレ時代も多かったです。

インフレはさらにこの比率を上げていかなければいけません。

今まではお金を持っておられる方だけが、こういったやり方をしていたかもしれません。
しかし、これからは「ある程度の資産をお持ちの方は、こういう市場でやっていかなければならない」というのが、本日のテーマになります。

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