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【2022年投資先TOP10】農業がいま最も未来が明るい業界であるワケ

 こんにちは。
 今回はですね、2022年必ず伸びる投資すべき市場ということで第2弾農業編についてお話させてもらいたいと思います。今年からですね農業は確実に来ます。その理由を説明させてもらいたいのと、最後の方にはですね私たちなりに出した答えですね、どういった市場に投資すべきなのかという点も含めて説明できればなと思います。

 大きくですね理由は3つあります。

 まず1つ目-農家人口の減少

みなさまもなんとなくお気づきですよね。

農家の人が減ってるということはなんとなく感じてらっしゃいますよね。

実際に数字で見たことはありますでしょうか?

実際数字で見ると、昭和35年には1340万人の方が農家でした。

これは全就業者の30%、約3人に1人が農業をやってたということですよね。

それが半世紀たった今、3.3%。しかもですね就業者数増えてますよね。

4436万人が6700万になった上での3%なので、比率自体かなり落ちてるというのが分かりますでしょうか。100名いたら3人やっていらっしゃるということなんですけども、この感覚もなんとなく皆さんどうでしょう、まだ3人いるんだという感覚ですよね。

実はこの3%の内訳を見ると、ほとんど高齢者の方たちというのが非常に多くて、若くして農業をやってらっしゃるという方は非常に少ないというのが現状です。

これはですね世界的にも同じ傾向があるんですね、日本はこの20年で5%から3.3%なってますけども、お隣の中国は2000年は50%だったにも関わらず、2019年は25%の農家の比率ということなんです。まだ25%いるだなと思えるかもしれませんけども、中国って人口すごいですよね。

14億人いるうちの25%が農家を止めていらっしゃる。約3億5000万人、日本の人口の約3倍の方が食べるものを作る側から消費する側に変わってるって事なんですね。食べる側に回っているということなんです。これは非常に大きいですよね。

どう関わってくるかってことなんですけれども、一つにはやっぱりここで大事なポイントは農家の人口が減っているということで、私たちの食べる量ってそんなに変わってないですよね。これほど激減しているということはありませんので、需要が一定なのにも関わらず供給が落ちているという現象。これがビジネスチャンスにつながるということなんですね。

これが毎年毎年、非常にどんどん乖離していっているという状況で、作り手がいないという現状が今起こってます。

私たちテンフィールズファクトリーはたくさんの事業をやっているんですけども、珍しい市場ですね。需要があるにも関わらず、供給者が減っているという市場は私たちもあんまり経験した記憶がありません。それくらい特殊な市場なんだということで、これはビジネスにはすごくチャンスになっていきますよ、ということで、投資すべき市場として農業というのはこれから注目を浴びるでしょうということですね。

 二つ目 世界的な人口増加

 私が小学校の時に習った人口っていうのは、だいたい50億人っていう記憶があるんですね。

今、78億人ということなんですよ。2050年には97億人になると言われているんです。約100億ですね。右肩上がりで人口が増えていっています。日本にいると、人口が減っているという感覚なんですけど世界的にはどんどん膨れ上がっているということなんです。

人が増えるということは、当然食べるものが必要ということで、食べるものが減っている中で農家も世界的に減っているということは食料危機が起こるんだ、ということなんです。

世界的なことだから関係ないでしょう、という風に思われる方も多いかもしれませんけども、食はつながっています。日本の食料自給率を見たものなんですけども、2つの指標が出てきてますよね。皆さんが目にしているのはこの緑色のカロリーベースというものが非常に多いと思うんですねカロリーベースと、もう一つ生産額ベースという、この2つの指標があるんですけども、是非これを機会に覚えて頂きたいんですけど、一般的にはカロリーベースです。

カロリーベースは何か、というと当然カロリーですね。カロリーで計算されてるんですね。カロリーで計算すると非常に少なく見積もれるものがあるんですけども何かわかりますでしょうか。野菜とかですよね。野菜ってカロリーが少ないですよね。

実は生鮮食品というのは日本の自給率って意外と高いんですよね。農林水産省からすると日本の自給率が低くなってます、だからこういう対策したいですよ、ということをなるべく言いたいですよね。なのでカロリーベースにすると自給率が下がるので、カロリーベースで表示している。これは国によって違うんですけども、日本はどちらかというとカロリーベースで提示するような形になってます。

それは野菜とかその辺の自給率を本当は高いんですけどもトータル的には下がる傾向にあると。

カロリーベースで入れちゃうと小麦とかとうもろこしはカロリーが高いですから、そういったものが入ると上がってしまう傾向にあるということなんですね。

なので正しい見方としていいのかどうかわかりませんけども、もう一つのグレーのほうが生産額ベースということで、金額で表す自給率ということになります。

どちらにしてもですね、1965年、約50年前と比べると非常に下がっていってるというのが見てわかるんじゃないでしょうか。一応目標として上る目標を立てているんですけども、その策は何があるのか、というような形でいまだ見つかっていない状況です。自給率が低い=食というものは世界に頼っているということなんですね。事実、各国のですね食料自給率を見ていくと、例えばカナダとかオーストラリアとかアメリカもほぼ賄ってますよね。

カロリーベースだろうが生産額ベースであろうだろうが自国で賄うことができてますけれども、それ以降の国っていうのはまかなえない状況があるということです。なので今日本が鎖国となった場合には一気に食料危機が起きてしまうということなんですね。

それでも日本がやっていけるのは何でなのか、ということなんですけども、日本はGDPが世界2位の国でした。それが今中国に変わり3位になりましたけども、お金を持っているからこそ食料を買うことができたということなんです。

しかし、ここに今、大きな変化が起きています。

これは日経ビジネスの記事なんですけども魚の需要が非常に世界的に増えた、特に中国・インドで魚が食べられるようになったんですね。その量がもう半端なくてですね、非常に需要が起きてしまって価格がどんどん高騰して買い負けているということなんです。日本が買おうと思っても中国やインドは資金のある国になってしまいましたので買い負けてしまって日本が買えないですよという記事なんですけれども、これは漁業に起きていますけども同じようなことが農業の方でも起きてしまうということはもう明確なんです。

こういったことが起きていると、今まで買えたものが、日本人が買えなくなってきてるよ、という現象があるということです。なのでこれから食料というのはどんどん下がる傾向と言うよりは、上がっていくことは分かっているということですね。

じゃあ世界的にね人口増加ということで、どこに需要がいきますか、ということなんですけれども、食料の元って種ですよね。農作物って種からスタートします。なので、まずお金が種に流れていっているということなんですね。

こちらにあるのは、種苗業界の世界ランキングなんですけども、売り上げランキング。

あまり見られたことないと思うんですけども、1位の会社がモンサントという会社ですね。なんとなく聞かれたことがある方もいらっしゃるかもしれませんけれども、今ですね、バイエルという会社になっています。これはですね5位のバイエルってありますよね。

ここが1位のモンサントを買収したというような形なんですけど、なんかおかしいですよね5位の会社が1位を買うということなんですけど、これは意図的な要素が非常に高いんじゃないかなと思うんですけども、モンサントって除草剤とかですねあと遺伝子組み換えとかでちょっとを失敗してしまっているんですね。なのでモンサントというブランドがちょっとマイナスのブランドになりかけていたという所もあってバイエルという名前に変わっていくことが得策と考えたのではないかなと思います。とにかくですね、これ日本だとサカタのタネというのがね約600億ぐらいの会社ですかね、モンサントは10兆円なんで一兆円を超える会社ですから本当にもう比較にならない位大きいんですけども、株主見ていきましょうということなんです。

法人の筆頭株主に名だたる会社があるんですけど、ヴァンガード・FMR・ステートストリート・キャピタルリサーチグローバルインベスターズというふうにですね、聞いたことある会社があるんじゃないでしょうか。

これはですね、投資会社なんですねベスト4に投資会社がお金をつぎ込んでいるというような形になっています。すでにこの種を抑えるためにお金が底に流れていっているということなんですよね。これは実は日本でも着々と種が抑えられてまして、種苗法というのが数年前に変わったんですけども、結構、本気で法律が変わりましてですね、今まで農家さんはタネを買ってきて植えますよね。そこで生えてきたものでもちろん実がなる。

そこから種を採って、また植える。

当たり前の作業だと思うんですけども、こちらができなくなってしまいました。

買ってきた種を植えて、出てきたものの種を使っちゃダメだよっていう風な法律になってしまいました。ということは種を買いなさいという事ですよね。

しかもこの罰金は結構本気の罰金で、普通の個人農家さんだったら1000万円という罰金なんですよね。すごい金額ですね。法人であれば3億っていう罰金なんですけれども、ちょっとやってみようかっていうようなレベルの罰金じゃないですよね。

要はそれだけさせない徹底した内容になっているということなんです。

種の次は何かと言いますと、農地ですね。

種を蒔くための農地を確保しないといけません。

この農地に関しても段々、規制が緩んできてですね、私たちもテンフィールズファームという会社がありますけれども、そういった形で農業法人の方がまあ借りたり購入したりできるというような状況になってますし、2021年にですね金融の方がちょっと改正がありましてですね、今まで銀行さんというものはですね、上場している会社以外の会社の株主になることは5%以上はできなかったんですね、特別の理由がない限り。

それがですね、今は地元貢献ができるんであれば100%購入できるというふうになったんですけども、ここでですね、ひとつそれだけじゃないハードルが外れたんですけども、実は海外の金融会社も買えるようになったんですね。

要は法人が買えるようになったということなんですけども、日本の農家の問題点といえば小規模な農業をしていることがメリットでもあり、今はどちらかというとデメリットになってるんですけども、そういった大規模農家というのがある程度あるんですけども、それが海外に抑えられている現状がいま起きているというのが徐々に出てきています。

では、農地の次は何なのかというと農作物ということですね。農作物を抑えられるんですけども、やっぱりそういった大規模農家さんとかが買われてしまいますので、こういったものを守らないといけないというのが、今現状の日本で起きてるんじゃないかなと思います。

逆にいえば、それだけ変わるということは市場が大きくなるということですから、こういった市場に入り込むことで自分の資金を増やしたりとかですね、そういうことができる市場であるというふうに言えると思います。ぜひ皆さん気づいていただきたいのですね。

 

今日本というのは農業が危機に陥っているんですけれども、チャンスに変わる要素は日本自身で再生できる要素をたくさん持っていますので、ぜひ気づいていただいて、この農業に皆さん、いろんな形で入っていただきたいかなというふうに思います。

そして3つ目ですね。

これもね本当に深刻な問題だと思うんですけども、世界的な異常気象ということです。

2020年に起きた異常気象です。過去にに起きたものではなく、2020年だけでこの赤い部分に異常気象が起きているという現象があります。もうなんか異常気象が当たり前な感じになってますけれども、やはり世界的に図にすると、これだけ起きてるんだなぁと。

どうでしょうね1/3ぐらいは起きているのかなぁと、しかも広範囲に渡って起きてますよね。この異常気象で影響を受けるのが農業ということで、事実いろんな場所で起きているん

ですけども、例えばラニーニャ現象ですよね。

エルニーニョと並んでね、海面水温が下がるのがラニーニャ現象なんですけども、こちらの方で2020年にはですね南米の方で乾燥気候が続いて、作付が遅れたと。今アメリカの大豆やトウモロコシというのは本当に5,60%高騰している、それに伴って食料が本当にどんどんどんどん上がっていっているんですね。物価が上がっている現象が起きていますし、今日本でも影響を受けて、上がっています。オイルであったりとか、油であったりとかでそういっ

た食料というものもどんどん上がってきている傾向があるというのは、もう皆さんお気づきだと思います。この現象というのは今後もですね、波はあるにせよだんだん上がっていくというふうに思って頂ければと思います。

まとめます。

なんで農業には投資すべきなのかと言うと、

まず第1に日本では農家が激減しているということ。

これは世界的にも同じような減少があって、供給ができなくなりつつあるよと。

あの私たちも農業法人を作ってね、あの農業へ入らせていただきましたけれども、周り

で聞くのがですね、またそこの農家さんがやめられたよとか、あんまりあって欲しくないんですが亡くなられたよとか、作り手がいなくなっている現象があるということです。

 

2つ目

世界的には人口増が起こっていると、日本だと人口減少が言われていますけど、世界的にはどんどんどんどん膨れ上がってるんですね。その人たちが求めるものというのは基本的に食料ですから、その奪い合いがすでに起こっています。日本というのは、もともと豊かな国なんですけれども、買い負けている現状もありますよということで、これがどんどん競争があって食料というのは高くなってくる現象が必ず起きますよということですね。

 

そして3つ目です。

異常気象というのが当たり前になった時に影響を受けるのは農業なんですね。日本でも

事実、起きています。普段当たり前に作物ができていたエリアが、例年冷夏であったりとか暖冬であったりとかっていう形で、作れたものが作れなくなってきている、という現象が起こっているということなんです。

 

この3つのことが今後も続くということで、逆に言えばですね投資すべき市場、

お金を出すことによってもしくは入り込むことによってですね、農業を助けることによって貢献することによってそのリターンがあるというような市場として言えるんじゃないでしょうかということです。

最後にですね私たちなりの答えを出してるんですが、

私たちはまずシイタケを栽培していくことに成功させていただきました。

それもですね、リーファーコンテナ40フィートを2連棟にして、その中で菌床栽培を使ってですね、安定的にシイタケを販売することに成功しています。

そちらの投資もね今準備して販売をどんどん開始してるんですけれども、非常に好評なんですけども、農業の投資ってどうやり方があるのっていうのがあると思うんですけども、私たちは、その一つの答えを出してますので、ご興味がある方はぜひですね投資ナビに登録していただければ、いろんな情報が見れますので是非ご登録いただければと思います。

今日はありがとうございます。