数ある農業の中で"しいたけ栽培"を選んだ理由
こんにちは。
テンフィールズファクトリー代表取締役の市川です。
この記事は、「これからの投資はLLP!知らないと損をする」ということで、
LLPを使った投資についてご説明させていただきたいと思います。
皆さんLLPをご存知でしょうか?
日本語で言うというと「有限責任事業組合」というわけで、組合組織になります。
実は2005年に出来た仕組みです。
まだあまり活用されてないので、一般的にLLPと言う言葉はあまり聞き慣れていない方が多いと思います。
LLPという組織自体を使って、どういう風に運営していくのか、
投資に活用するのかということについて、詳しく説明させていただければと思います。
本記事のもくじ
LLPについて ~4つの特徴~
まずですねLLPの特徴は4つあります。
1.組合である
その名の通り組合です。法人格ではありません。
2.有限責任である
有限責任ということで自分の出資した中での責任ということになります。
3.独自ルールによる分配が可能
どういう事かと言うと、
例えば、株式会社であるならば株主の出資した株主の比率によって配当金が決まります。
決定権も基本的にはその株式比率によって決定権があるのですが、
LLPの場合は、それを独自に決めることができます。
LLPでは出資比率によっての配当ではなくて「役割に応じた配当」をすることができる
というのが最大の特徴になります
4.パススルー課税
パススルー課税の説明の前に、株式会社の株主の方はどういった方法で課税されているのかというと、会社の売上があり経費を引きます。そこから残ったお金で法人税を取られまして、その残ったお金から配当という形で株主に渡り所得税としてさらに課税されるというのが一般的です。
一方、LLPは法人格ではないので、これ自体に法人税が課されるされることはありません。
どういう風に課税されるかと言いますと、その出資している方の役割に応じて売上や経 費・利益が分配され、各々に対して所得税が課税されるという仕組みになります。
LLPによって気軽にビジネスに参画可能になる
では、これによりどういうことが出来るのか、という所ですが、
まず、投資で一番リターンの大きいものは何かというと、人それぞれで、株や金融商品等、色々な考えがあると思います。
私が思うに、一番リターンの高いものはビジネスなのではないかと思っています。
起業したり、事業を起こしたり、お店を出したり、プロジェクを立ち上げたり、アプリを開発したり等、色んな事を事業にして、それが社会貢献としてお客様の役に立ち、それがお金になるというのが、一番大きなリターンなのではないかと思っています。
ただ、事業を起こす事のリターンは大きい反面、色々なリスクが伴うのが問題点です。100万円という小資本で一つの事業を起こそうとしても、お店でさえもなかなか出すことができません。
このLLPを使いますと、自分は100万しか使いたくない、100万の中で投資をしたいが、あと900万円出せば成功すると考えた時に、その1000万を出資していただける方に集まって頂いて、経営ができる方にも来て頂いてという事が出来るようになります。それで、このお店が成功したら分配をどういう風にするか決めます。このLLPでは、お金を出していない方も実はリターンを得ることが出来ますし、お金を出した以上のリターンを得ることも、もちろん出来るようになります。
それらを決めて事業を起こすことによって、それぞれが役割に応じたリターンを得ることができるというのが最大のメリットになります。通常100万円では不可能なビジネスが、100万円で参画出来るということです。小資本でビジネスに参画することが出来て、同じようなリターンを得ることができるようになります。
LLPにおいてテンフィールズファクトリーが担う役割
私たちはこれを使いまして
テンフィールズファクトリーは何が得意か、
LLPの役割で言いますと事業を興すこと、それを運営することが得意な会社です。
なので、先ほどの役割という部分を私たちがその事業のところを担わせていただいて、出資という形で本来でしたら株主で入っていただくところを、気軽にLLPという形で事業ごとに入っていただきまして、そのリターンをしっかりと取ってもらうというような形の仕組みを作ることができました。
第1弾として、
農地でコンテナを置きまして、その中で菌床栽培をして、私たちはシイタケを栽培して、
それを市場に売るというモデルを作らせていただきました。
通常は一つのコンテナが1450万円するんですが、なかなか1450万円を投じてやるっていう
のは非常に厳しいと思うんです。それを小口化させていただいて、100万円という単位でそこに出資をしていただいて、しっかりとリターンを得る。
約利回り8.86%リターンを得るというような形のモデルを作ることができました。
今日はですねLLPを中心にお話させていただきましたので、シイタケコンテナの方はまた別の記事でご説明させていただきたいと思います。
ありがとうございました。