【事業投資ナビニュース】被害総額24億円…「野菜投資詐欺」の実態。騙されないための2つの確認事項
熊本で、野菜への投資をうたって200人から約24億円を集めた詐欺事件で、社長ら関係者3人が逮捕されました。
こうした投資詐欺に騙されないために、投資前に必ず確認しておきたい2つのポイントについて、市川が解説します。
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オープニング・熊本で「野菜投資詐欺」の社長ら3人が逮捕
市川
熊本で社長ら関係者3人が捕まったということです。
私たちもファームという農業法人を持ってまして、そこでしっかりと椎茸を栽培してるんです。
野菜というと、どちらかっていうとクリーンに聞こえるものですよね。
それを使って、投資詐欺みたいなことは、本当にやめて欲しいなと思います。
インフレでお金が余り、詐欺が増えている
市川
インフレなので、お金が余り、だからこそお金の投資先を探してらっしゃる方が増えて、その受け皿として、詐欺を考えてしまう人たちが多いというところだと思うんですよね。
余裕のあるお金となると、投資する側も気の緩みがあると思うんですよね。
「毎月5%のリターン」で200人から24億円
市川
今回の野菜投資詐欺に関しては、ちょっと知識を持てば、「詐欺だな・やってはダメなことなんだな」というのは理解していただけると思うんですよね。
内容的には正直すごくチープなんですよ。
軽くしか調べてないんですけど、要は「野菜に投資してください。これから僕ら頑張りますのでお金を預けてください。毎月5%のリターンを返します」というようなレベルなんですね。
200人から、24億円集めたみたいなんですけども。
確認事項1:金融免許を持っているか
市川
正式に言うと、金融免許を持ってないと、お金を預かって運用してリターン返しちゃダメなんです。
もうここです。
まずその会社が「金融免許持ってますか?」ということなんですけど、金融免許って結構厳しいですからね。
いろんな制限がかかってきますし、お金の流れもしっかり見られますから、大体金融免許を持ってらっしゃる所って、いろんな事業をしたりしないんですね。
野菜の投資・事業という形で金融免許は取れないですから。
まず、「お金を預かって運用益を渡します」という時点で、完全に金融の免許がいるものになりますので、これで1発アウトです。
なので、まず、お金を扱って運用と聞いた時点で「金融免許を持ってらっしゃいますか」と聞いてください。
金融免許を持ってないのであれば、そもそもお金を集めて運用してはダメなので、もうこれでビジネスモデルを聞くまでもなく分かると思います。まずこれが第1位ですね。
信用のある人の紹介でお金を預けてしまうパターン
市川
昔からの付き合いで、すごく運用がうまい方がいると。そこにお金を預けて運用しようと思うと。
僕が起業した時もそういう方がいらっしゃったんですけど、やり方として、まず1人信用できる方を見つけるんですよね。
その方のお金を預かって、ちゃんと返すんですよ。
で、信用をつけるんですよね。
だから、ちゃんとしっかり社会で信用のある方からお金を預かってちゃんとしっかり返すと、この方が宣伝してくれるわけですよ。
「いや、こいつ運用うまくて、こいつに預けたら1000万が1500万になったよ」という形なんですね。
で、信用のある方が人に勧めるから、周りの人も安心してお金を預ける、という風なことが結構あるんですが、そもそも個人にお金を預けて運用してはダメなので。
個人で金融免許は多分取れないと思います。
個人で金融免許を取って預けるのもどうかと思いますし、まずは金融免許を持ってるかどうかを確認していただきたいです。
他人のお金を集めるのはレバレッジのため
市川
やってらっしゃるのはFXが多いんですよね。
FXでレバレッジをかけて投資する時に、円高に振れた時に消えちゃうんで、そのリスクヘッジとしてお金がたくさんあった方が、消えにくく、溶けてしまわないようになるんで、どうしても資金を集める傾向あるんですよ。
結局もうほとんどの方が溶かしちゃってるんです。
FX投資については否定しないんですけど、大体他者からお金集めるパターンというのはレバレッジをかけるために集める場合が多いんですね。
で、大体個人が多いんですよ。
なので、お金を預かって運用といった時点で、金融免許を持ってるかどうかを確認してくださいということです。
物を買って運用する場合は金融免許はいらない
市川
例えば私の急速EV充電器「FLASH」は、決して皆さんからお金を集めて、僕らがFLASHを設置して運用しているわけじゃないんですね。
お客様に「FLASH」を買っていただいて、その売電収入をお渡ししているというものになりますので、物を販売してるんです。
しっかり運営できるものになりますから、これは金融免許いらないんですね。
こういった見極めをしっかりやっていただきたいなっていうのが1つです。
確認事項2:物を預けて運用する形になっていないか(預託法)
市川
お金じゃなくて、物も預かって運用してはダメというルールとして「預託法」があります。
これはお客さんに物を経由せずに会社が販売して、会社が販売したものを会社が持ってて、運用する形ですよね。
例えばこの前潰れた「ドローンネット」がありますよね。
ドローンを買ってもらいます。
そのドローンを、「ドローンネット」に預けてレンタルします。
「そのリターン」を返しますよという行為は、「預託法」に引っかかってしまう行為になります。
ただし、消費者庁の管轄なので、個人の方がアウトで、法人には会社と会社の取引として、こういうビジネスモデルが結構あるんですね。
法人は問題ないんですけれども、預かって運用するというモデルもダメなので、ここも注意事項ですね。
個人で投資する場合は、物を預かってやる場合、「預託法に引っかからないんですか?」と聞いてみてください。
まとめ
市川
簡単に見分けるポイントは、「自分の手元に商品が届くのか?」「モノがあるのかないのか」「どこかに設置されるものなのか?」「ちゃんと見ることができるものなのか?」というところが、非常に大切なポイントになってきます。
大体この2つの点を押さえておくと、大概のものはクリアできるのかなという風に思いますので気をつけて見てみてください。
最近本当に詐欺が多いと感じます。
オレオレ詐欺じゃなくて、投資をしようとしてお金を預けて、資産を持ってらっしゃる方達が引っかかってしまうパターンがありますので、気をつけていただきたいなと思います。
今回は、野菜投資詐欺ということで、私たちも椎茸販売をして野菜を扱っているだけに、こういう詐欺はやめて欲しいなと本気で思いましたので、お届けさせてもらいました。
またこういう形で、いろんな情報をお届けしたいと思います。ありがとうございます。
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