【事業投資ナビニュース】寿命274年・充電5分!全固体電池をフィンランドの企業「ドーナツラボ」が実現!?
フィンランドの企業「ドーナツラボ」が、全固体電池の量産化を実現したというニュースが発表されました。
5分でフル充電、寿命274年相当の耐久性など、EVの世界を大きく変える可能性がある新しい電池について、市川が解説します。
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オープニング・ニュースの概要
市川
フィンランドの会社で、「ドーナツラボ」という会社があるんですけども、こちらが全固体電池の量産化を実現したということなんです。
この全固体電池は元々トヨタも作ろうとしていましたけれども、まだ工場もできてない状況です。けれども、これを真っ先に量産化したのがすごいですね。
開発や試験をする会社はあるんですが、実際に量産化を始めて親会社のバイクに搭載して、もう販売をしてしまってるという状況です。
ユニットはおそらく10kWhぐらいだと思うんですけども、連結してEVにも転用できるということです。
搭載されるということは、もう今でも実現できるということの様です。
特徴1:5分でフル充電
市川
5分でフル充電ができる。
市川
例えば100kWhの電池を積んだ車を5分で充電できるということは、おそらくメガ充電=1000kWを超えた充電をすることができる電池なんじゃないかな?と推測できます。
私たちの開発してる「FLASH」も、今1000Vは達成してます。
今は600Aしか対応しませんけども、1000A出せるようにしておかないといけない時代がもう来てしまったということですね。
「EVは一般的にガソリンと比べてインフラが貧弱で、時間かかる」という議論があると思うんですけども、所要時間の基準が大体5分なんです。
ガソリンスタンドは平均して5分でガソリンを入れてるので、同じような時間で充電ができるということが実現できてるということですね。
特徴2:10万サイクル(約274年)の耐久性
市川
「10万サイクルがどういうことなのか?」と言いますと、
「1日1回の充電を毎日365日繰り返したとして、274年かかる」ということなんですよ。
それまで劣化せず、それだけ耐久性があるということなんです。
270年持つということは、車のタイヤとかサスペンションとか車体がもうもたないということです。
車は、代々電池を2台、3台、4台と世代を超えて引き継ぐらい耐久性があるということです。
ほぼ半永久的に、少なくとも購入者は一生使えます。
それを子供や孫にまで引き継ぐことができるぐらい耐久性があるということですよね。
市川
全固体電池は何が違うのかというと、「燃えにくくて容量も小さい」位の認識だったんですけれども、今回発表された内容を吟味していくと、こういったことが実現できてるということになってます。
これが搭載されると、EVの世界が大きく変わってくるということですね。
特徴3:-30℃~100℃で性能が変わらない
市川
「これがどういうことなのか?」と言うと、冬のEVは70~80%に能力が落ちてしまうんですね。
冬場は走行可能距離が500kmだったとしても350kmしか走らなかったり、急速充電の速度も落ちていくんですけれども、これが-30℃の世界でも99%維持できてるということなので、冬場に航続距離が短いとか充電が遅いとかいったこともなくなるということなんですよね。
これもすごいなという風に思っています。
特徴4:燃えない電池・リチウムイオン電池より安い
市川
液体を使っていないのが全固体電池です。
よくEVが燃えやすいという話が一人歩きしてるんですが、燃えやすくはないんですよ。
発火率はエンジン車の100分の1だったと思います。
1万台あたりの発火率っていうのは、エンジン車の方が当然多く、EVは意外に燃えていないんです。
市川
そもそもこの全固体電池は燃えないということで、燃えない電池ができてしまったということですね。
市川
もともと電池が高いから、大体EVはガソリン車よりも高かったんですけども、低価格で提供できる可能性があるということです。
安く提供できるのは本当素晴らしいですね。
親会社のバイクメーカー「バージ・モーターサイクルズ」
市川
そのスペックは、33kWhの電池を積んで大体600km弱走りまして、充電規格がNACSみたいなんです。
なので日本でも「FLASH」を使っていただければ充電できる仕様です。
このバイクに関しては、NACSを使って充電すると10分で300km分充電できるので、充電スピードを計算するとおよそ100kWぐらいの充電スピードなのかなと。
市川
とは言いながら、エンジン車を超えたようなバイクができてしまってるということと、実際にこの全固体電池を使ったバイクとして販売してるということは、本当に宣言通り「量産ができる体制を整えてる」ということになります。
構想ではなく、実際にもう予約受付や販売受付をしてるというのは本当にすごいなと思います。
今後の展望・まとめ
市川
このEVの世界が大きく変わる要素と、遠い未来ではなく1~2年で搭載した車が出てくるかもしれないということで、今日はニュースとして取り上げさせていただきました。
またこういった形で、面白いニュースありましたら取り上げていきたいと思います。
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