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【事業投資ナビニュース】テスラの日本販売が前年同期比156%!世界で不買運動が起きる中、なぜ?

テスラさんの国内販売が、前年同期比から56%増で過去最高を更新したというニュース。

弊社CEOである市川が、テスラが売れている理由や今後の国産メーカーの動向についてお話しさせていただきます!

 

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テスラ国内販売の急成長のカラクリと日経の報道姿勢

4月18日の日本経済新聞にテスラさんのニュースがありましたので、ピックアップして市川さんに色々お話をお伺いしたいと思っています。

かおりん
かおりん
テスラさんが日本で「不買知らず」ということでして、テスラさんの国内販売が前年同期比から56%増で、過去最高を更新したというニュースなんです。
「国産のEVの魅力が負けてるんじゃないか?」という記事内容だったんですけれども、外国車の人気がどんどん出ているのが寂しいなと感じますが、市川さんはこのニュースいかがでしょう?

今回、記事を読んで雲行きが変わってきたなっていうことを感じました。
市川
市川

<メディアもEVシフトの動向になってきている>


日経さんの捉え方が今まで違うと感じるのが、
TOYOTAさんがEVをヨーロッパに3車種追加しますとか、中国で「bZ3X」を販売して1万台売れたとか、
SUZUKIさんが今夏にEV出しますという風にメーカーが動き始めてることも含めて、メディアがEVシフトの動向になってきている


テスラを求める消費者の声に日本メーカーは耳を傾ける必要があるという内容になっており、これは今までになかった記事の書き方。

テスラが売れてる理由は実は明確にあるんですよ。
市川
市川

Question
なぜテスラさんが売れてるのか?


Answer
この4月にモデルチェンジをした「Model Y」の在庫車に対して「5年間充電無料キャンペーン」をやっているから。

普通モデルチェンジした時は旧型って売れなくなりますよね。
モデルチェンジの時に旧型が売れないことに対し、テスラはうまく売る方法を身につけている。

今回は「Model Y」の在庫車に対して「5年間充電無料キャンペーン」をやってるんですよ。
スーパーチャージャーで充電したら無料なんですよね。

1万km走行するとするならば、おそらく50~60万円ぐらいのインパクトがあると。
ある意味50~60万円値引きをしてるような状態ですよね。

「Model Y」って実は、1番車で売れているの知ってる?
市川
市川

かおりん
かおりん
え?「Model Y」がですか?

EVの中で1番売れてるんじゃなくて、全ての車の中で1番売れてる車なんですよ。
世界で1番売れてる車は「Model Y」なんですね。「Model Y」はもう今すでに完成度が高いんですよ。
市川
市川

その「Model Y」がモデルチェンジをしますと。
これは4月から販売されていてレビューも出てきてますけど、正直めちゃめちゃ出来が良いんですね。

そもそも「Model Y」自体が車としての完成度が十分高いので、どちらかというと迷ってる方が買ったという感じです。
「充電が5年間無料だったら買っていいよね」という理由で買った人たちが結構多いんだと思いますね。

例えば「リーフ」さんは今年モデルチェンジを発表していて、年内に出るか出ないかですけど、圧倒的に販売が落ちてるはずですよね?買い控えが起こってるはずです。
という事が実はカラクリであるんで、前年比UPはテスラさんの純粋な力とは呼べないです。
去年は特に施策をせず、今年の施策がヒットしたっていう形。

ただ、充電無料キャンペーンをやったから売れるものでもない。
やっぱり底力があるっていうことですよね。
市川
市川

EVシフトと日本メーカーへの課題

日本はEVが売れない風潮になっているけど、もう絶対変わってきてる。ラインナップがないだけなんです。
日本で輸入車が売れてる比率は大体7~8%なんですね。
では、輸入車の中でのEV比率はどれ位か分かる?
輸入車が10台売れていたら、何%がEVに変わっているでしょうか?
市川
市川

かおりん
かおりん
30%?

それはすごいですね。約10%です。
だから輸入車を選ぶ方の10%はEVを選ぶ市場に日本もなってるってことなんですよ。
市川
市川

<市川の考え方>


輸入車を選ぶ方の10%がEVを選ぶ市場に日本がなっているということは、
逆に言えば、92~93%国産車を買っている日本国民も、
各社のEVのラインナップが揃ったら、国産のEVを選ぶ比率が10%になるということ。

市川
市川
EV販売比率1.79%は実際の数字ではなく、買う車がないだけ。
ラインナップが揃ったら、日本も10%の時代になる
この数字は正しくて、タイでも今14%なので、日本でも当然10%行くだろうというのが一般的な見方ですね。

輸入車の拡大リスク

「不買知らず」っていうのは、ネガティブな動きのイーロンマスクのやつでしょ?
テスラさんは社長の影響力が強いですよね。カリスマのイーロンマスクが社長で、政治にも参入している。

でも日本の政治に入ってきてるわけじゃないんで。
日本の特色として、あまり政治に興味がない。
テスラさんがどうアメリカで暴れようが、テスラっていう車を買わないわけじゃない。

ではなぜヨーロッパで不売運動が起こるのかというと、日本以上に国民が政治に関心があるから。
日本でも財務省解体デモが起きてますけども、すごく日本では珍しいですよね。

デモは海外では当たり前に起こっている。
文化として、不売運動が起こっているだけで、そもそも売れてるんですよ。

でも、テスラは日本では売れていないですから。
前年比50%超えと言っても、2,000台/月で、年間でも1万2000台。
「SAKURA」は10,000台/月売ってましたからね。
「SAKURA」の1ヶ月の販売台数にも満たないぐらいしか売れてないわけですから。
BYDさんも年間2,000台/年ベースになってきてたのかな。

<市川の考え方>


「じわじわと販売が伸びているのが全て輸入車」というのは日本にとって危機的状況で、
全体で輸入車が7~8%しか売れていませんという現況が、国産車の販売率が90%を切るような出来事があったらそれは日本として問題。

気になるのがトランプさんの動きで、
関税の条件の中に、「アメリカの車を売ってくれよ」と入ってるんですよね。

テスラではなく、「GMやフォードをもっと日本で売ってくれ」という要求をおそらく飲むんだと思うんですよね。
そうするとさらに輸入車の比率が上がる可能性がある。

「マスタング」みたいなEVが日本に入ってきたら、ブランドがあるから購入する人はいるでしょうね。

EVのラインナップと価格の壁

かおりん
かおりん
記事のタイトルに「国産のEV 魅力負け」と出てしまっていますけど、国産のEVは魅力がないと捉えていいんですか?

EVを買いたいなと思った時に、買う車がないですよね。
市川
市川

かおりん
かおりん
種類が少なすぎます。両手で収まるぐらいですよね。

EV車ではないんですよね。
ガソリン車をEVにしてる車という感覚なんですよ。

EVの良さはハイテク・シンプル・室内空間の広さなのに、プラットフォームがEV専用ではない造りになっている。


「リーフ」や「SAKURA」は別です。「リーフ」さんはモーターに変えましたっていう感覚です。
100%EVだけど、EVの魅力を引き出せていないというのが正直な僕の感覚。

日本の「bZ4X」と「Model Y」を比較すると、
確実に「Model Y」の方が上級で価格も安いんですよね。

だから余程のTOYOTAさん好きじゃないと、「bZ4X」を買う理由がないんです。

結局EVが売れないのは価格なんですね。
市川
市川

かおりん
かおりん
市川さんが国産のEVを買うならどの車種ですか?

今の生活スタイルでは家族も乗るので、軽はちょっと小さいかな。
大きさで選ぶとSUVになる。

SUVだと選択肢が「bZ4X」(トヨタ)かRZ(レクサス)かARIYA(日産)で考えると、RZ(レクサス)ですね。
「bZ4X」も「RZ」も価格は800万円ぐらいで同じ位でしょ?
ARIYA(日産)はコストパフォーマンスが高くて650万円ぐらい。
ごめんなさい。乗ったことないけど、ブランドで「RZ」(レクサス)を買ってしまうかもしれないですね。

かおりん
かおりん
市川さんは車の形はこだわらないんですか?

形はこだわるよ。車は結構形が大事ですよね。
未だに「Model X」に乗っていることで察して欲しいんですけど、正直次に買い替える車がない。
市川
市川

8年経った車ですけど、今日も深夜にバージョンアップしてくれるみたいです。
8年前の車ですけど、機能が最新のガソリン車に負けてないですもんね。
考えられる機能は8年前からすでについてる。
ソフトで使い勝手がどんどん上がっている。

かおりん
かおりん
今の話を聞くと、他のメーカーに変えようとは思わないですよね。

だから、「Model X」と同等の車がなかなか見つからない。
かと言って同じ「Model X」を買うのは、ソフトも同じだし買う意味がない。

最近アリコンさんにお願いして、FLASH仕様にして赤のラッピングしてシートまで変えてもらったから、新車と変わらなくなっちゃって、より一層変える理由がなくなっちゃった。

モーターがへたらないんで、もう走行距離が18万kmだけど、30万km走ってもおそらく大丈夫だと思ってます。
妻の車は、2年前に7~8年乗って「カイエン」から「カイエン」に買い替えたけど、そんなに違いを感じなかったしワクワクがなかったですね。
自動運転機能もあるが「Model X」の自動運転と比べると全然比較にならないし、パワーも負けちゃうしね。

かおりん
かおりん
やはりもうテスラさん一択になるんですかね?

土日に家族で出かける時も、「カイエン」よりも「Model X」に乗っている。 EVの問題点はラインナップと価格ですよね。
市川
市川

一般車じゃないし、普及するか?というと普及しないし、実際「Model S」と「Model X」は売れなくて、日本ではもう販売しなくなったからね。

今年EVで期待したいのは、SUZUKIさんの中型SUV「e VITARA」。
価格帯が300万円前半で、補助金を使って200万円台になるんじゃないかなと思います。

BYDさんが先日販売した「SEALION」というSUVはすごく出来がいいみたいなんで、「SEALION」の500万円と「bZ4X」(トヨタ)を比べると200万円ぐらい差が出てきちゃうから、ブランドを考えなければBYDさんを買います。

テレビを買う時はブランドって気にしないでしょう?
ブランドを超える圧倒的な機能が付いてるんで、もう便利すぎるんですよね。
年配でお金を持っている方はブランドを気にするけど、単に移動手段と考える人はブランドを気にしないでしょ?

ヒョンデさんから出た車、「INSTER」可愛いよ。女の子にも向いていそう。価格は280万円だよ。
こういう車が好きな人たちには、200万円台でラインナップが揃ったら売れてくるでしょうね。

日本メーカーさんも今準備してるから、三菱さんもホンハイさんと提携したら、絶対来年出て来ると思うんで。

SUZUKIさんは販売したし、TOYOTAさんもヨーロッパで販売する車種を、右ハンドルにして来年には日本に持ってくると思います。

「bZ4X」もモデルチェンジした時に価格を下げて販売するんじゃないかなと思います。

日産さんはやっぱ「リーフ」。
300万円台ぐらいだったら売れるんじゃないかなと思います。

200万円台は難しいと思いますが、もし200万円台にしたら「リーフ」は売れますね。
市川
市川

かおりん
かおりん
それくらいの価格帯なら、若い私たち世代も手が届きやすくなります。

だからリーフが200万円台で出たら勝負かけたなと思いますけど、多分300万円台後半ぐらいだと思います。
中途半端な価格になってしまうというか、「INSTER」よりは少し大きいけど似ている。
「SEALION」は「Model Y」より少し大きいぐらいで大型のSUVに近く、500万円で買えてしまうから、「リーフ」が400万~583万円なので、この価格帯で出すと負ける可能性がある。
「ARIYA」が高級車、「リーフ」は普及車として、価格をドンと落とす戦略を取るべきじゃないかなと思います。
だから300万円台後半で、補助金を使って300万円台前半という価格帯にしないと、モデルチェンジしても厳しいんじゃないかなと思います。

かおりん
かおりん
ダイハツさんがTOYOTAさん、SUZUKIさんと共同で開発する軽自動車を、今年中に発売するというニュースが出ていました。

「SAKURA」も250万円ぐらいする。
軽自動車は高続距離が短くて、実質150kmぐらいしか走らない。
EVとして150kmだと本当に普段使いなのでセカンドカーになってしまうんですよね。
EV市場でメインカーとして買う車がない
ダイハツさんが出すEVも、「SAKURA」の要素を持つ車を販売するじゃないかなと思います。

100万円台後半で、実質200km強、走るEV車を出せば営業車としてバンバン売れますけどね。
市川
市川

「N-VAN e」は荷物を詰めるので、営業車としてこれからガンガン売れる可能性はあります。

かおりん
かおりん
価格は270~290万円ぐらいですね。

270万円か。営業車にするなら、もう少し安ければね。
営業車はコスパを考えちゃうんでね。普通の軽は約200万円で営業車を買えるでしょ?

その価格差を維持費で埋めることができないから。
うちも営業車をEVにしたいんですけど、まだ(条件の合う)車がなくて一時しのぎで中古車を購入していますね。
市川
市川

今、テスラの「Model Y」の営業車を2台持っていますけど、営業車というよりはEVの充電テスト用で、EV事業部が使用している。
他の事業部はまだガソリン車なんですね。
やっぱり250万円のEVと150万円のガソリン車だったら、150万円のガソリン車を買っちゃうよね。
しかも航続距離が短いとなると、営業車は100万円追加して買うものじゃないもんね。
150万円台でEVを出せたら、飛ぶように売れます。

ただ、ガソリン代と比べると維持費は圧倒的に安く、電気代は、1/2~1/3ぐらい安くなると思うんですよ。

たださすがに100万円の差は埋めることができない。
せいぜい5年で30~40万円ぐらいのコストカットだと思うんで、10年乗って60万円ぐらいのコストカットだから、
せめて(ガソリン車の)50万円アップぐらいでEVが買えるようになれば、営業車をEVに替える可能性はあるでしょうね。

僕はSUZUKIさんに期待してます。
市川
市川

まずSUVから出して、多分300万円前半だと思うんです。
SUZUKIさんは元々軽が得意ですから、100万円台で出すことができれば、バカ売れでしょうね。

実は可能性あるんですよ。
「なぜSUZUKIさんがSUVのEVを出すか?」というと、インドでタタに負けつつあるので、勝負をかけてきてる。
タタはすごく安く車を造るので、SUZUKIさんの軽タイプも絶対に安い価格で販売されると予想しますね。

タタもEVを出してますよ。価格は200万円だって。
軽ではなく、ミニSUVが200万円。
25kWhのバッテリーを積んでいるので、このクラスだったら燃費は大体1kWhで6kmぐらい走る。なので航続距離は150kmぐらいしか走らないと思います。

だから「SAKURA」より5kWh大きい電池を積んでて、30kmぐらい多く走るような感じで価格は195万。
「SAKURA」より100万円ぐらい安いってことですね。
SUZUKIさんもここに勝負かけてるわけですね。

<市川の考え方>


日本でEVが売れないのは魅力不足ではなく、ラインナップと価格の問題。

メディアのEVシフトへの取り上げ方が変わってきたという点からも、EV市場はこれからも成長していく

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