EV充電ステーション経営で収益400万円/年を実現する方法|2025年1月 資産運用オンラインEXPO登壇セミナー
今日のテーマは、「伸びるEV充電ステーション経営」についてです。
前半では、「EV市場」ついて、後半では私たちの「事業モデル」がどのようなものなのかお話しさせていただきます。
皆さんが他の投資をするにあたって、「どんな市場に投資すればいいのか?」という投資の考え方に関しても参考になると思います。
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会社概要と市場参入タイミングの重要性について
今日は「EV充電ステーション経営」ということで、事業投資です。
単純に金融投資みたいにお金を預けて増やすというものではなく、
「実際に事業に参画してもらって収益を上げていきましょう」というモデルになります。
このモデルは事業投資という形になりますので、どんな会社が経営しているかということがすごく大事になってくると思うんですね。

まず最初に自己紹介をさせてください。
10 Fields Factoryという会社を経営しておりまして、代表をしている市川と申します。
今現在51歳で、この会社を立ち上げて22年。
広島出身で、大学を出た後に味の素でお世話になりまして、7年間営業を勉強し学びながら、起業して22年経ちました。
「今すぐ本業を捨てなさい」という本を2021年に出版させてもらいました。
著者 | 市川裕著 | ![]() |
出版社 | PHP研究所 | |
内容 | 本業だけにこだわっていては今の時代を生き抜くことはできない。複数の事業を軌道に乗せ経営体質を強化させるためのノウハウが満載。 |
コロナ禍で絶好調の会社が急に傾いたり、苦しんだ会社がたくさんあったと思うんですけども、
私たちはいろいろな市場で事業を持っており、安定経営ができるので、
「そのノウハウを本にしてみませんか?」ということで、
同じ京都の「PHP研究所」松下幸之助さんの出版社からお声かけをいただきまして、出版しました。
今、事業投資についての2冊目の本を執筆中でございます。

10 Fields Factory。
数字の名前は珍しいと思うんですけれども、
10というのは10個という意味なんですけど、「たくさんの」という意味が込められております。
今、私たちは実際に10以上の事業を立ち上げております。
Fields その分野へ。
Factory 作っていこう。
ということで、創業当時から色んな分野で社会貢献していきたいという思いで作らせてもらいました。
是非今日はお名前だけでも覚えていただければと思います。
今年の7月にNASDAQのキャピタルという市場で上場予定でございます。
もしこの名前を見かけたら、あの時の会社だなという風に思っていただければと思います。
「どんな会社なのか?」
色々な特徴があるんですけども、今回の事業にあった特徴でいきますと、
市場参入のタイミングの見極めが得意な会社です。
私は、ビジネスと投資は全く一緒だと思っていまして、
「ヒト モノ ビジネスを市場に投入するのか?」「お金を投入するのか?」ということでは一緒だと思っています。


早くてもダメ、遅くてもダメということで、これが得意な会社ということになります。
これは投資をする上でも、本当に僕は1番大事だと思っているんですけども、
過去の成功体験を学ばれる方はすごく多いんですよね。
例えば僕が10年前にビットコインで 億り人になりました。
そのノウハウを皆さんに今から、「0から100までお伝えします」というセミナーをしても全く意味がないんですね。
過去の成功は意味がなく、むしろ失敗の方が意味があります。
そうではなくてやはり未来ですね。
「未来はこれからどうなるのか?」
「ビットコインを買うんだったら、これからどうなるのか?」
「アメリカの株を買うならどんな買い方をしないといけないのか?」
過去伸びているからと言って、これからも伸びる保証は全くないと。
例えば過去が伸びている会社は、「売上と利益があるからこの会社は大丈夫だ」ということで、株を買うんであれば、もう決算書を見て買えばみんな成功しますよね?
でもそんなことはなくて、あくまで過去の成績表。
未来がどうなるかを見ていかないといけないということになります。

第一次・第二次成長曲線とビジネスチャンス
Question
「10 Fields FactoryがこのEV充電事業を準備したのはいつなのか?」
Answer
「2016年から準備をして立ち上げています。」

今回ご紹介する「FLASH」という商品は、もう3年前に開発が済んでおりまして、
販売タイミングを見ていたんですけども、去年販売させてもらったのはそのタイミングだからということです。
この当時からもうホームページを立ち上げて、データ分析をしておりました。
私は経済学部だったんですけれども、そこで本当に学んでよかったなと思うものは、
この成長曲線と統計学だと思っています。
本当に色んなものをこの2つを使ってやっています。

この成長曲線ってよく見られることあると思うんですけども、
最初の導入期 成長期 成熟期 衰退期。

大体、皆さん学ばれるのここまでなんですよね。
その後に実はまた成長する市場ってあるんです。
投資は結構簡単というか、二次曲線は見つけやすいんですけども、 今回ご紹介する「急速充電器FLASH」、EVの市場は第1次曲線になっています。
これはちょっと貴重なんですよね。
私も経営22年していた中で、この第1次曲線で投資したものは、ダーツ、太陽光になります。
なかなかこういう市場は見つけにくいです。
【第一次曲線で市場に入るメリット】
入るのが簡単
→経験者じゃなくてもこのEVの事業に参画することができる
【第一次曲線で市場に入るデメリット】
変化が激しい
変化が激しいということで、導入期から成長期の時間軸をあえて書いていませんけども、 私が就職した時、30年前はビジネスモデルの寿命は30年と言われていました。

色んなIT化、DX化をしておりまして、スピードが速いんですね。
実は大手の会社さんは、ここに非常に入りにくく、苦手というのがあります。
設備投資したものが間に合わなかったりとか、そもそも入るのに準備が必要でなかなか追いつかない。
入ろうと思ったら後半であるというようなことが、今起こっています。
ここがベンチャーの得意分野ということになっています。

第2次曲線ですね。
ここは非常にビジネスモデルが安定しています。
今すぐやりなさいみたいなものではなく、確実に伸びてきますよという形で、非常に安定した成長性を見込めると。
私たちですと太陽光であったりとか、農業であったりとか、
これは別に来年度でも再来年でも5年後でも大丈夫な市場だとお伝えすることができます。
着実に伸びていく市場ですね。
【第二次曲線で市場に入るメリット】
ビジネスモデルが安定している
【第二次曲線で市場に入るデメリット】
参入するのが難しい
10年前に太陽光に投資として入る場合は結構簡単だったんですけれども、
今の市場はPPAという変わった形で参入しないといけませんので、
経験している投資家さん、もしくは経験してる会社じゃないとなかなかここに入り込むことができません。
今からまた太陽光が伸びるんですけど、
新しく太陽光事業をやる会社さんが参入するというのは、非常に難しい。
既に入っているか、やり方が分かってる所じゃないと難しいという特徴があります。
10 Fields Factoryの特徴
1.事業参入のタイミングが上手い
2.マーケットインによりお客様のニーズを掴んだものを作っていく
3.ポリヘドロン経営による差別化された事業展開
4.0から100まで自社で運営出来ている

1つ目。私たちは「参入のタイミング」。これが素晴らしいです。
2つ目。結構大事なことなんですけども、私たちは市場ありきで入ってきます。
その市場でどんなビジネスモデルを作れば成功するか?というのを分析して、
市場ありきで僕らができる商品やサービスを作っていく。
マーケットインというやり方をしています。
聞いていると当たり前ですよね。
けれども、自分のできることから入っていき、作れるものから市場を見て入っていくというやり方をする会社さんが非常に多くて、
本当に多くの社長様が失敗されています。
私たちは市場ありきで、そこで求められるものを作っていく。
お客様のニーズを掴んだものを作っていくというやり方をしています。
3つ目。いろんな事業を持っています。
多角化ではなく、ポリヘドロン経営と私たちは呼んでいるんですけれども、ピラミッドですね。
要は1つの事業と、他の事業が繋がって1つのサービスを提供しますので、かなり差別化した事業展開ができております。
私たちが元々EV事業をやっていて、充電器を作っているメーカーならば、今回の様なやり方は多分できなかったと思います。
他の事業を持っていないといけませんし、他社と組んでやらないといけなかったということになります。
0から100まで自社で運営できているというのが、私たちの特徴になります。
EV市場の現状
市場についてです。
「EV、伸びていくんですか?」ってことですよね。
最近オールドメディアなど、色々と話題になっていますよね。
EV市場のニュースに関しては、本当に疑問符を打つようなことがたくさんあります。
ニュースだけ見ていると「EV失速」とか、「いやトヨタが正しいんだ」みたいな話があります。
トヨタさん表向きはEVは、そんなに積極的にやっていないように見えていますけど、今、一生懸命頑張って必死にやっています。
各メーカー必死にやっています。
私たちはメーカー向けの急速充電器も作っておりまして、
NDA(秘密保持契約)を交わしていますので言えませんけれども、各社本気で作っています。
ただ、EVがこれから来るのに、
日本メーカーは準備できていないというニュースを出したら、
株価であったり、下請けさんが不安になったり、いろいろな問題が起きてくるんですね。
なので、今日本においては「EVって来るの?」という雰囲気があるのは、
メディアの影響があるんじゃないかなと思います。

ではまず日本の数字を見ていきましょう。

2021年バッテリーEVの比率 0.59%。
これは200台に1台、バッテリーEVが売れている市場ということですね。
この数字だけ見るとすごく小さいですね。

2022年これが1.71%になります。
約3倍になってますね。
ただ比率はまだ低いですね。

2023年度2.22%。
100台に2台売れている状況になっているということですね。
ぜひ覚えておいてもらいたいのが、
下のPHEVプラグインハイブリッドEVですね。
要は電池を積んでいて、充電ができるものをハイブリッドではなく「PHEV」と呼ぶんですけど、
ここの数字を合わせた数字をぜひ見ていただきたいです。

2022年度は2.8%、
23年度は3.52%ということで、
着実に上がっているということになります。
最終的には2023年は100台2台売れてます。
これあえてPHEVを入れているのは、
バッテリーEVだけの世界の数字というのはなかなか取りにくくて、
プラグイン ハイブリッドとセットになります。
勘違いして欲しくないんですけど、
「プラグインハイブリッドがめちゃめちゃ売れてる」と、よくニュースになりますよね。
売れてます。実際に売れてます。

ハイブリッドは年間 400万台。バッテリーEVは1,000万台を超えています。
なので、両方とも売れているというのが正しいんです。
では、この数字を見ていった時に、
「今、世界はどうなの?」ということなんです。

24年度はまだ11月までしか数字が出てませんので、
グラフは23年度で止まっておりますけども、18%。
要は5台に1台、EVが売れているのが世界の状況なんです。
アフリカとか、当然インフラが整ってないところ、ガソリン車しか売れないところも含めての数字なんですね。
もうここまで数字が来てるということなんです。

「今の日本はどこですか?」というと、黄色のラインです。
そして1年後、2年後、3年後という風に見ていく数字の取り方をしていきます。

では1番EVが進んでるのはどこか?
ノルウェーなんですね。
ノルウェーは寒い国でEVに向いてないという国なんですけども、
国の施策でガンガンにEVが売れています。

今93%。
10台に9台、EVが売れているという状況です。

今の日本はここです。2012年の時ですね。
1年後、2年後、3年後。
3年後には日本も4台に1台、5台に1台EVが売れるかもしれません、という数字に見えてくるように思います。
じゃあ中国を見ていきましょう。
中国はすごいですね。
後半から国の施策も含めて、もうEV一強になっていますね。

黄色のラインが今の日本、1年後、2年後、3年後。
ちょっとカーブが急拡大になっているんですけども、
後発してシェアが上がる国の場合は、グラフの角度が急になります。
ヨーロッパです。

黄色のラインが今の日本。1年後、2年後、3年後。
どこも同じような数字を示しているのは見ていただけますでしょうか?
そしてアメリカです。
アメリカはテスラがあるので、EVはすごくシェアが高いと思われがちなんですけど、実は後進国です。
中国とアメリカは国土が大きいので、本来EVに向いていない国なんです。

アメリカで例えると、1年目、2年目、3年目はありませんという感じですかね。
まだ数字がありませんという形です。
では直近のデータを見ていきましょう。
中国です。

11月までしか出てませんけども、直近で11月にEVが50%売れてる。
バッテリーEVとPHEVが売れてる状況があります。
2台に1台です。
ヨーロッパです。

ヨーロッパも前半、ドイツが補助金をなくしましたので、
ちょっと影響を受けていたんですけれども、後半盛り返してきて、直近では22%。
日本です。
これは僕はメディアのお力だと思うんですけども、3月~4月で停滞しています。

唯一、世界で停滞してる国は日本です。
ちょうど3月にニュースになりました。
「EV施策ヨーロッパ失策か?これからはやっぱりエンジンだ」と。
ヨーロッパが制度を諦めたというようなニュースが出たんですね。
で、そのニュースネタを元に、「EVは終わった」と各社そういう報道をされました。
その影響をおそらく受けているのかなと思います。
ただ直近の数字はやっぱりごまかしが効かないので、
世界が売れてる状況が徐々に漏れ始めていて、日本もまた復活しつつあります。

日本でEVが売れてない理由は、正直メディアのお力と、
もう1つは国産メーカーがまだ本気でEVを出せていないというのが、日本の実情ですね。
93~94%が国産車ですから、ここが影響してるということになります。
ちなみに5月に、あまりにもニュースがおかしいので、
僕が数字分析したYouTube動画を流してますので、是非見ていただければと思います。
「ハイブリッドが売れてるよ」と。
売れてはいます。
なんで売れてるのか?
「ガソリンが高いから」ということになっていますね。
是非見ていただければと思います。
中国の現状と日本の今後
中国は今、どんな状況なのでしょうか?
去年の11月の動画からの切り抜き画像です。
90台の急速充電器があります。
奥にあるのはNIOという、スワップ式バッテリー自動交換システムです。

この時でちょうど急速充電器使用率が20%とあります。
アプリで見て、20%が使われていると分かるんですね。

確か午前11時だったと思いますけれど、
90台ある急速充電器の20%使われてるという現状があります。
逆に普通充電器が使われなくなっていると聞いています。

しかし、日本では1箇所で90台は置けないんですよ。
かなりの高圧設備になりますので、
なかなか日本ではこういうステーションを作ることは難しいです。
大体私たちのスペックで、6台ぐらい置けるかな?というような感じですかね。
では「日本はどうなるのか?」
今、軒並み準備している車が出始めています。

でもはっきり言っておきます。
2027年です。あと2年後です。
この2年の間に是非、こういった市場に入っておいてもらえればなと思います。
「投資のセオリー」
みんなが騒ぐ前に、やっておかないといけない。
株も、上がった時に買うのではなく、上がる前に買わないといけない。

EVは、こんなに固く来ると分かっている市場というのは本当に珍しいです。
必ずこのEVは来ます。断言してもいいです。
来ないと言っていらっしゃる方がいたら、それはちょっとバイアスがかかっているのかなという風に思います。
各社、今EVをラインナップしています。

まず今年、SUZUKIさんが販売します。
インドで圧倒的なシェアを誇ってるんですね。
EVに食われていってますのでEVを出します。
インド市場が良いのは、右ハンドルなんですよ。
だからそのまま日本に入れることができるということで、SUZUKIさんの車が夏に入ってきます。
そして提携しているトヨタさんも、もう発表してますね。
OEMでSUZUKIさんと同じ車、見た目は全然違いますけども、SUVを出してきます。
そして中国では、いろんなEVを日本メーカーも出して戦おうとしています。
今写真に載っているのは、AFEELAとSUZUKIさん以外は中国で春に売る車です。
世界から見る日本のEV市場予測
ではノルウェーの数字に当てはめて、
「先ほどの未来を当てはめるとどうなるか?」という風にシミュレーションさせてもらいました。

1番右端の2034年って書いてあるのが日本なんですけど、2034年あと10年後ですね。
10年後はもう、ノルウェーと同じ状況になるんじゃないですかというのことが、データで取れます。
しかし、勘違いしないで欲しいんですけども、
新車販売が100% EVになったからと言って、既存の車がEVになるわけじゃないです。

ノルウェーでもまだ、 3台に1台しか既存の車はEVになっていないです。
なので本当に30年、40年かけてEVにどんどん切り替わっていくと。
逆に言えば、それまでは非常に固い市場だということですね。
日本は0.84%と地を這うような数字ですけれどもね。
そういう地を這うような数字を、各国の低い数字をあてはめて、
「既存の車はどう変わっていくのか?」という風に、足し算をして計算しました。
固く読んでやったんですけども、それでもこういうグラフになっていきました。


2030年には、既存の車の10台に1台はEVになっていると思っております。
ではアジアです。
私のビジネスのセオリーは、
アメリカ・中国で伸びる市場であったものが、日本に遅れて5~6年後に来ると。
それが今度また、3~4年遅れてアジアに来るという流れが、ほとんどの市場で当てはまっていたんですけど、
EVは意図的なもので日本は遅れてしまっているので、ショックだったんですけれども、アジアに抜かされてしまいました。

タイはもう、EVが10台に1台売れてる国になってしまいました。
日本よりも進んでいる国ですね。

アメリカもトランプさんが大統領になったら、EVが失速するみたいなお話があったんですけれども、さすがイーロンマスクさんですよね。
もうがっつり入り込みました。
経営者の目線から見ても、イーロンマスクさんはやっぱり経営手腕がすごいと思うんですね。
中国にも入り込んでいますし、トランプさんにもこういう形で入っていって、確実にEVが広がっていく土壌を作っていくだろうなというのが想像できます。
EVユーザー目線での利点と課題
次にEVです。
誤解も含めて、色々皆さんの意識を変えていただきたいんですけども、
「EVを買った方がいいのか?買わない方がいいのか?」
と、そういう議論になってしまいます。
私は今9年間EVに乗っています。
最初、モデルSというテスラに乗りまして、2年後にモデルXに乗って、今展示上にある赤い車は私の車で、17万km、8年目の車です。
全くモーターもへたっていない。電池は20%劣化しています。

その上で客観的に「どういう人がEVを買っていいのか?」についてお伝えさせていただきます。
まず車を2台持ってらっしゃる方。
1台EVに変えても全く問題ないです。
そして戸建ての方は、全部EVに変えても全く問題ないんじゃないかと思っています。
買わない方がいい人。
マンション住まいの方はまだ買わないでください。
やっぱりどうしても充電で苦労します。
EVは充電時間がすごくかかるとマイナスに言われるんですけど、
実は自宅充電で毎日満タンにできてガソリンスタンドに行かなくなるので、正直すごく楽なんですよ。
遠出する時だけですね。
これが問題なんです。
普段はデメリットを感じることは本当に少ないですね。

【EVのメリット】
- パワーがある。…スポーツカー並みのパワーがある。
- 静か
- 安定性
- ハイテク
【EVのデメリット】
- 急速充電器が足りない。数が少ない。
…遠出する時は必ず、充電器がどこにあるかを確認します。確認せずに遠出することはありません。なので習慣を変えないといけないですね。ガソリン車で、ガソリンスタンドがどこにあるかって検索する人はいないですよね。 - タイヤの減りが速い。
…車が重く、パワーがあって本当にスポーツカー並みなんですよ。SAKURAさんでさえ速いですから、普通の2000ccの車と競争しても、まだちょっとパワーを抑えていますけどね。パワーに関しては、本当に問題ないなという感じですね。 - 買う車がまだない。
…EV車の選択肢が日本は少なすぎる。 - リセールバリュー(中古価格)はあまりつかない。
中古価格はゼロではないが、あまりつかないと思っておいてください。
私はモデルSを1,000万円強で買って、2年後にリセールしました。
2年後に売る時に、各社集まって見積もり取れるサイトではどこも値段をつけることができなくて、
100万とか200万とか、1台も出ていないですと言われました。
テスラさんが700万円で買い取ってくれたんですけども、これは値段がついていないです。
逆に、中古はお買い得なんですよ。
これからEVの中古はお買い得です。
その時に気にしないといけないこと。
まずバッテリーの劣化です。
初代のリーフさんがちょっとひどかったんですよ。
300km走るのに、2~3年経ったら 150kmしか走らない車になっちゃったんですね。
今の車は、冷却システムがコントロールできていますので、そんなに劣化しないです。
30%劣化したら交換です。
私の車も8年25万kmで劣化したら交換になります。
バッテリーの劣化と、タイヤの摩耗だけ見ておいてください。
2年に1回変えたりする場合があります。
ただパワーモードがありまして、フルパワーじゃなく、1番優しいモードにした途端に、タイヤの減りが非常に持つようになりました。
よく環境性能、CO2どうこうとか、カーボンフリーで環境側にそんなに良くないみたいなことで、売れないとおっしゃってる方がいるんですけど、ユーザーさんは環境に優しいから買ってるわけじゃなく、欲しいから買ってるって感じですね。
私も別に、環境を意識して買ったわけじゃないです。
費用対効果が最近合ってきています。
自動運転の衝撃とEVの未来像
毎年ハワイに行くんですけども、今年はサイバートラックというのを借りて乗りました。

衝撃的だったので皆さんに是非(動画で)お伝えしたいです。
まず、ナビを入れます。そしてボタンを押すだけで、出発しちゃうんですよ。

YouTubeを撮影しながら、運転させてもらったんです。交差点も全部自動運転です。

当然分かってはいたんですけども、これに乗って私も考え方が変わりました。
皆さんもぜひ変えていただきたいです。
まずこの自動運転の出来がすごかったのが、
自動運転の場合、「制限速度を守ってトロトロ走るのかな?」と思ったら、周りの車の速度に合わせて走るんですよ。
時速50kmのところを、60~70km出すんですね。
前の車がトロトロしてると追い抜きますし、本当に優良ドライバーです。
そして、ジェントルマンで、ちゃんと車を譲る。人が待ってると、止まってくれる。
でも一方でキビキビ走る。
日本のモデルXも自動運転ついているんですけど、ちょっと次元が違っていました。

「ガソリンとEVの戦いじゃなくて、もう自動運転の戦いになっているんだなと」。
私はその時にサイバートラック確かにすごいなと思いましたけど、あれが軽でも恰好悪くても、もう私は買わざるを得ないなと思いました。
こんなに次元の違うものであれば、車じゃないなという形ですね。
お抱えのタクシードライバーがついてるみたいな感じなんですけども、
これからはガソリン車、EVじゃなく、「自動運転がどうなのか?」という戦いに入っているんだなっていうのを、本当に痛切に感じたのが今年の1月でした。
そうこうしている時にちょうど発表がありまして、
NVIDIAさんがトヨタと組んで、自動運転貸すよと、力を入れるよというニュースがありましたので、
本当にこれは素晴らしいなと。
日本も戦える土壌がついてきたのかな?という風に思っています。
なのでもうバッテリーがどうとか、EVとかではなくて、
もう車は自動運転の戦いになっていることに気付いていただければなと思います。
それぐらい逆に日本はちょっと遅れてしまってるという感じですね。
EV時代の「インフラ」としての急速充電器の現状
では今、EVはどういう状況にあるかというと、
例えるならば、ガラケーからスマホに変わった時を覚えてらっしゃいますか?

5年でシェア50%が逆転したんですね。
日本は保守的だから、なかなか変わらないんだという人がいるんですけど、違います。
やっぱりリーダーがいるかいないか。この時は孫さんがiPhoneを担いでやってました。
それで、一気に変わったということなんですね。
その時にスマホに変わるわけはないという風に言う方がいましたけど、
実際はもう速攻変わってしまったという状況ですね。
ガラケーからスマホに変わった状況が、日本のEV市場では2027年から来る。
理由は日本車が揃い、買う車が増えるから。
では、EVがきます。
じゃあどうやって攻めようか?
今度は入り方ですね。どうでしょうか?想像してください。
エンジンからEVに変わったら、インフラがいるんですよね。
「インフラで商売しようと思ったら何ですか?」と言ったら、もう充電器しかないじゃないですか。
ガソリンスタンド経営ですよね。
私たちが目をつけてるのは、この急速充電器です。

普通充電器は手を出さないでください。難しいです。
インカムが少ないと言いますか、やっぱり時間がかかる、お金もなかなか取れない。

数字が出ています。
E-Mobility Powerさんが年間の動きを出してらっしゃるんですけど、これ普通充電6.3回。
月に6回しか充電されていない。
上の61.8は、全国の平均の急速充電の回数です。
61.8回ということで、もう今既に急速充電の方が充電されてる。
10倍大きい市場だという風に思ってください。
私も普通充電器は、充電した記憶が関空でしかないです。
海外旅行に行った時しか普通充電は使わないですね。あったとしても使わないです。
ホテルでも使わなかったりします。めんどくさいですね。
もう5~10kW充電しても仕方ないという感じですね。
なので急速充電でもしないと、ビジネスモデルは成り立ちません。

じゃあ、「今どれぐらいあるの?」ということなんですけども、今1万口あるんですね。
1万1000口なんですけど、もうスピードが遅い。
やっぱりリーフさんができた時に充電器が広がったので、未だに半分以下は50kW以下という速度です。
これは単位が分からない方がいらっしゃるかもしれません。
50kWというのは1時間に50kW充電できるというスピードになります。
私たちが今販売しているのは240kWです。
1時間に240kW充電できる充電ステーションですね。
しかし設置されている充電器の約半分は、まだ使えないものということですね。

もう1つ致命的な課金問題があります。
これが本当にチャンスなんです。
今は充電が分単位なんですよ。30分単位なんです。
おかしな話ですよね。これには理由があるのですが、入った量ではなく時間で料金を取っているという市場なんです。
では今の問題です。
「30kWの急速充電器と、私たちの180kWという充電器で充電した場合、どうなるか?」ということなんです。

まず真ん中のユーザー目線で見ていきましょう。
30分で495円取られます。
30kWで入れた場合は、15kWしか入らないので、全然少ないねと。
でも180kWで充電すると、90kW入っちゃうので、「同じ495円で入れるのなら、どっちを選びますか?」と言うともう一目瞭然ですよね。
速く入る方を選びますと。

今度は設置してくれているオーナーさんの目線で行きましょう。
30kWで分課金だと若干利益が出ます。
ですが180kWの私たちのものだと大赤字です。お金を渡してる状態です。
電気がいっぱい入ってしまうけれども、その分のお金はもらえませんから赤字になると。
なので今現状、オーナーさんは速いものが置けないというジレンマが発生しています。
充電課金制度の課題を解決するFLASH
じゃあ「解決方法は?」というと、2つあります。
従量課金制にして、充電速度を速くする。
従量課金にしても充電速度が遅いと、あまり時間あたりの売り上げが上がらないですよね。
でも速いと売上げがしっかりと上がります。
1時間に3,960円上がります。
30kWだと660円しか上がらないということですね。

じゃあ皆こうしたらいいんじゃない?って思われますよね。
ここに法規制があるということなんです。

まずルールとして、電気は電気法に守られておりまして、日本で検針を受けた検針メーターをつけて、
ちゃんと正しく計測したものじゃないと、売ることができませんということになっています。
既存の急速充電器はこれがついていません。
そして決済会社システムが、メーカーさんと違う会社なんですね。
ここが出した答えが、時間貸しにしようと。
私たちは電気を売っているんじゃなく、場所と時間を売っていますということで、分課金が広がってしまったということです。
これを早く解決したい。
「従量課金はします」と宣言はされていらっしゃるんですけど、今ソフト会社は、分課金で収益を上げています。
従量課金に変えるということは、ここを否定したモデルを作らないといけないので、
2つのプランを用意するということと、メーカーさんにお願いして検針メーターをつけないといけない。
メーカーさんは従量課金にしてくれないと、検針メーターをつける意味がないですから、早くしてくれということですね。
この2者がなかなかスタートが切れてないというのが現状で、
従量課金とスピードを両立しているEV充電器が、まだほとんど世の中に出ていないという現状です。

グローバルな充電インフラの状況
では、インフラの状況を見ていきましょう。

中国は赤いグラフです。ダントツの上です。
車ではなく、急速充電器の数です。
普通充電器は入っていません。急速だけです。
中国には120万基あるんですよ。
数字を見た時に僕も「本当かな?」と思って調べたら、本当にあります。
2年前に見た時は90万基でした。
今いきなり120万基になっています。
「急速充電器1台あたりで、車を何台支えてるの?」っと言ったら、
急速充電器1台で、18台支えてるのが今の中国の状況です。
ヨーロッパやアメリカを見ていくと、急速充電器1台あたり、大体100台を支えている。
日本は1台で56台支えているんですね。
なのでそんなに悪くないという感じですね。
アメリカみたいでもないし、中国程ではないけれども、
「もしかしたらちゃんと足りているのかな?」という感じではありますね。
なんですけど、直近のデータでは、実は数値が悪くなっているんですね。

赤いグラフ、これがEVの累積の販売台数です。
右肩上がりで増えていっていますよね。

そして地を這う黄色のところを見ていただきたいんですけど、
これが急速充電器の数で、それに見合った数が増えていません。
これはもう年々悪くなっている一方です。
ここにビジネスチャンスがあるということですね。
1台あたりでEV車の充電を支える台数が増えれば増えるほど、
急速充電器の売上が上がっていきますよね。
「これが今後どうなっていくんですか?」ということなんですけれども、もっと差が開いてきます。
なぜでしょうか?
急速充電器は一般的には補助金に支えられてる市場なんです。
私たちは補助金を使わずに設置したりするんですけれども、
補助金にはメリット・デメリットがあるからです。
補助金のメリット
お金が出るので設置しやすい。
補助金のデメリット
補助金の額以上には設置が進まない。
この目標値は2030年までに、急速充電器の設置を3万基にするという目標です。
ですが、車は1,000万台なんですね。
このギャップがおかしい。
もし既存の車が1,000万台EVになると、私たちの計算では20万基が必要になってきます。
けれども、目標値が3万基なんで、ギャップが生まれてきます。
このギャップがビジネスチャンスということですね。
では、テスラさんを見ていきましょう。
テスラが売れている理由は、やはりスーパーチャージャーというインフラをしっかり揃えているんですね。
なので車の増加と共にスーパーチャージャーを増やしていっています。
けれども、2022年を見てもらいたいんですけれど、1台で62台を支えてる年が2022年です。

私、この時、「とてもテスラが増えたな」と思ったのが、充電待ちが発生してたんですよ。
スーパーチャージャーって1箇所に6~10台置いてあるんですけれど、渋滞の列ができているんですね。
テスラの場合、ナビで満車かどうか分かるんです。
なのであまり満車のところに行かないんですけど、それでも充電できないで、待ちが発生していました。
数字を調べると、EV充電器1台あたりEV車62台を支えていたというのが2022年です。
そこからテスラさんがガンガン充電器を増やしたので、今は渋滞はない状態です。
なのでなんとなくなんですけど、大体60台前後になってくると、
「もうインフラ足りていないんだな」という現状が起きるということが分かると思います。
日本メーカーは各社、急いで開発を進めて頑張っています。

国内インフラ整備とFLASHの対応戦略
では、どんなインフラが必要でしょうか?

「出力不足と分課金を変えていきましょう」ということで、私たちが出した結論です。

まず時間課金をやめて、従量課金にしました。
出力速度は240kW。これはもう国内最速です。
CHAdeMOでも出ましたし、テスラの規格でも出ました。
これは腕が2本あります。
テスラさんはアタッチメントを使わずに、私たちの充電器を使うことができます。
スーパーチャージャーと変わらない速度が出ます。

テスラユーザーさんの中で、私たちのFLASHは結構口コミで広がっています。
もう今大絶賛ですね。

これをスタートさせていただきまして、
この前もプレスリリースに出したんですけれども、
国内で初めてCHAdeMOで240kWという実践値が出てきたという形ですね。
今、口コミで、
「従量課金で充電が速い!本当にすごい!」
「テスラのNACSをつけてくれてありがとう」といったコメントが、Xを中心に広がっております。
もう今大絶賛ですね。

去年100カ所設置を達成いたしました。
今年はプラス200カ所を目指してやっております。
FLASHの設置が全国に広がっております。

オークワさん、ホンダさん、日産さん、オートバックスさん、ゲオさんなど、
大手さんからもお問い合わせをいただいております。

なかなか個人では場所を確保できないところも私たちはお付き合いもありますし、
お問い合わせいただいておりまして、設置場所があります。
EV充電器事業投資の概要について
投資の価格なんですけども、非常に高いです。
約2,000万円ということになります。

今、場所によりますが、平均で600万円補助金が出てますので、
実質は1,500万ぐらいで設置ができます。

なんですけど、これは事業投資なので、非常に事業は安定しないということで、
私たちは一応オプションでプランを用意しております。

ご自身が土地をお持ちで、自分でつけて運営したいという方は、補助金も使ってご自身で運営していただくと。
私たちはコンサルティングプランを用意していまして、
土地をお持ちじゃない方に、私たちが土地をご紹介するという形ですね。
そこに弊社がメンテナンスさせてもらう、メンテナンスプランを10年間つけさせていただくと、
この「メンテナンスの売上は、一定の収益以上上がったものが私たちの収益です」
という契約をさせていただきますので、
売上がある意味、投資家さんにとっては固定化されて、
安定収入につながるというモデルを作らせていただいています。
おすすめなのはやっぱりメンテナンスプランですけど、
収益が10年間の中で、一旦赤字になっても、最終的な収益が欲しいという方は、
ご自身でされることも見ていただければと思います。

収支モデルです。
ちょっと複雑なので、説明は割愛させてもらいますので、
もし詳しく知りたい方はうちのブースに来ていただければと思うんですけど、
1番肝心なところは、基本料金というところですね。385万。

日本の問題なんですけれども、高圧設備で20kW以上になると、
電気を使わなくても、高額な基本料金がかかるんですね。
これが385万となっちゃう。だから車が0台でも高くなる。
これが赤字の原因です。
3年間は赤字で、4年目から黒字になって、
最終的にはキャシュフローで8,800万入ってきます。

これはシチュエーション地が、交通量が1万5,000台のところですね。
一応エビデンスも全部取っています。

交通量が1万5,000台のうち、3時間以上走るのは、8%の車だと。
その8%の車が、3台に1台うちに来てくれるだろうという計算で、
シミュレーションをさせてもらっています。
メンテナンスプランは売上を補償したモデルで、 この赤字の部分を私たちが負担するんですね。

利益が出たら、その上振れした部分を私たちがメンテナンス費用としていただくという形で、
投資家さんにとってはデメリットが少ない。
私たちはリスクは負いますけれども、
設備投資をせずに収益を上げることができるということになります。

種明かしをすると、この基本料金という部分、
私たち電力小売の免許を取る予定でございまして、
そうするとコストが1/3になります。

もちろん電気料金もコストが下がりますので、
そういった意味では実は私たちがやる分には運営の維持費用はここまでかからない。
けれどもお客様がご自身で運営される場合には、この費用が本当にかかってくるんですね。
そういったカラクリもありつつ、
収益、経営ステーションを広げていくというモデルになっております。
高額になりますので、皆さんでリスク分散して経営していきましょうということで、
有限責任事業組合、LLPというのを組織してもらいまして、17人で経営するというモデルも作っています。

注意していただきたいのは、金融商品ではありませんので、
事業に参画してもらうということです。
皆さんで共同経営をしていきましょうということです。
この場合は、資金というものは少額になります。

ちょっと利回りが悪くなってしまうのは、
どうしても手数料が引かれてしまうのでということになります。
単純に金額が変わっただけのモデルですね。
契約から設置まで、大体半年ぐらいを見ておいてもらえればと思っております。

弊社では個人の方でも簡単に参入できる事業投資案件をご用意しております。
-
- 農業事業投資-コンテナ温室栽培事業投資
農業という市場は今後担い手不足により、需要はあるのに供給が無くなってしまうという珍しい市場で、投資も盛んに行われています。
こちらは弊社独自の商品で独自開発したコンテナ内で椎茸を栽培する事業への投資です。詳細は以下をご覧下さい。
https://10fields-farm.com (別サイトに飛びます) - 農業事業投資-菌床培養温室コンテナ事業投資
こちらは上記で行っている椎茸栽培事業の元となる菌床を培養する事業への投資です。すでに弊社の椎茸栽培事業での菌床需要数がかなりあるため、安定した事業運営が可能となっております。
https://10fields-farm.com/fungal-bed-culture-lp (別サイトに飛びます) - EV充電器事業投資
近年、世界で急成長を見せているEV市場ですが、現状の日本ではまだまだ発展途上段階です。しかしながら、日本政府は2030年には20~30%のEV新車販売比率を目標としており、かなりの成長が期待できる市場です。
こちらはそんなEVを支えるインフラ【急速充電器】事業への投資です。 詳細は以下をご覧ください。
https://ev-charger.jp/flash (別サイトに飛びます)
- 農業事業投資-コンテナ温室栽培事業投資
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