fbpx

 

【事業投資ナビニュース】トランプ関税で世界のEVシフトはどうなる?株は買増し?それとも損切り?

2025年4月11日現在、アメリカのトランプ大統領が、各国に関税をどんどん引き上げる政策を出しています。

弊社市川がこのニュースをどういう風に捉えているのか、EV市場などが今後どういう風に変わるのかということについてお話しさせていただきます。

 

事業投資ナビでは、数多くの事業投資案件の情報を配信しております。

新着の案件情報は、LINE@でお知らせいたします。また、お友達登録していただいた方へ限定公開の案件情報も随時配信しています。案件の詳細確認を担当者ともできますので、ぜひご登録ください!

事業投資ナビ:https://www.youtube.com/watch?v=LsO1YeIMWUA

トランプ関税のインパクトとアメリカの製造業回帰

かおりん
かおりん
アメリカのトランプ大統領が、各国に関税をどんどん引き上げる政策を出しています。
市川さんはこのニュースをどういう風に取られていらっしゃるのか、EV市場などが今後どういう風に変わるのかということを聞きたいと思います。

本当にトランプさんはすごいなと。
世界の経済を動かす力があるというか、実行するのがすごいですよね。
市川
市川

他の国のことを気にしていないし、自国のためにとやっている施策としては、「アメリカにとって」いう点では正しい施策なんだろうなと思います。
それを実行するのはすごいなっていうね。

ニュースでは、「関税を上げて他の国に負担を強いる」とみんな捉えていますが、関税負担があるのはアメリカ国民だからね。
市川
市川

アメリカに入れる時に税金取られちゃうのは、海外の国から取るわけではなくて、輸出量が落ちるっていうだけの影響だから。
税金を払うのはアメリカなのでインフレが進んでいくだろうね。
施策的にどうなっていくかというと、アメリカで作ったものを守っていくというか、アメリカで作るものが多くなっていくというのは間違いないですよね。

今からトランプさんがやろうとしてることは、
国としての交渉をやると同時に、多分メーカーとの交渉もしていくと思うんですよね。
アメリカに工場を作ったら、そこのメーカーの関税は落とす等の対策はしていくんじゃないかな。

国とメーカー、両方と交渉していくと思うんですけども、国としても、メーカーがアメリカに来るんであれば、車の関税は下げようかとか、半導体は下げようとかね。

アメリカに工場を誘致したいということですね。
それが最大のまず1つの目的だと思いますね。
市川
市川

じゃあ「どういうインパクトがあるのか?」ということですが、工場ができるっていうのはすごいことなんですよね。

日本で、工場の建設はどこが話題になってますか?
市川
市川

かおりん
かおりん
台湾(のTSMC)が、九州にIT関係工場を建設しています。 熊本にはTOYOTAさんとかも工場を持っています。

熊本はどうなっています?
市川
市川

かおりん
かおりん
人が集まってきてますね。

今、景気上がってますよね。土地の価格は上がっているし、千歳はどうですか?
日本で地価が上がっています。
全国で上がっているけれども、検索で「土地上昇」と調べたらどこが出てくるでしょうか?
市川
市川

かおりん
かおりん
1位から3位までが千歳市。4位は熊本県。

Question
全部何かが起こっているということ。なぜ千歳や熊本の地価が上がっているのでしょうか?


Answer
主要な市場の大きな会社さんが来るから。

<千歳>
ラピダスという半導体の日本の会社ができるから。
政府もお金を出して、日本の半導体をもう1回復活させようというプロジェクトの工場が千歳にできる。
<熊本>
熊本にTSMCという会社が来る。 そこで地価が上がっている。

千歳にラピダスっていう工場ができますというだけで、地価がベスト3まで上がるわけです。 たった2社の力ですごい経済効果でしょ。

それがアメリカでは「全世界に関税をかけます」と言ってる。
その関税を避けるためにはどうすればいいのか


僕らは今、EV急速充電器のFLASHを作っていますよね。

それをアメリカに輸出しようと思った時に関税のことを考えたら、「これアメリカで造った方が安くなるんじゃない?」って僕らでも思うわけだから、明らかにアメリカの中に工場ができてしまうよね。

「その経済効果は?」というと、
雇用が生まれて経済ももちろん増えるわけだから、こういう現象が起こってくるということですよね。


政策的にはすごく正しいし、税収も上がるわけでしょ?

関税が入ってくるってことは、アメリカ国民にとってはものが高くなる。じゃあアメリカ製品、メイドインアメリカを買おうかなという話になってくると思うんです。

一方でよく言われたのが、所得税を下げようとしていると。
労働者の方たち、特にブルーワーカーの人たちにとっては、控除ができることで潤うと。
裕福な人たちにとって負担の大きい所得税を下げると。
所得税の比率が確かアメリカはめちゃめちゃ高いんですよね。 そこを下げようとしてらっしゃる。


その原資を関税から得ようとしているってことですよね。

結果的に各国は交渉していい所に落ち着くと思うんですけど、そうなった時に「どういう風になるか?」を考えておかないといけない。

<市川の考え方>
トランプ前大統領が打ち出した関税引き上げ政策は、アメリカ国内に工場を誘致し、製造業を回帰させることが狙い。
結果として、アメリカでの製造が増え、輸入製品にはコスト増(インフレ)という負担がかかる。

TSMC(熊本)やRapidus(千歳)のような先端工場の建設は、地域経済に大きな波及効果を与える。
土地価格の急上昇がその証左。アメリカでも同様のことが起こると予想され、EV充電器などを輸出する日本企業も「現地生産」へ転換を迫られると考えられる。

テスラのグローバル分散戦略と勝者の条件

Question
メーカーはどういうことをしていかねばならないのでしょうか?


Answer
一国でたくさんの物を造って世界に送るという考え方から、
各国で必要なものを造っていくというやり方に変えていく必要がある。

車メーカーで例えると、TOYOTAさんも結構打撃を受けます。
輸入しているものの半分ぐらいをアメリカで作っているのかな?

でも、全く打撃を受けないところがありますよね?
車メーカーでどこだと思う?
市川
市川

かおりん
かおりん
テスラさんですか?

そうです。テスラは100%アメリカで作ってるものをアメリカに出していますよね?
市川
市川

もちろん部品とかそういう物は影響を受けるけど、完成品を入れるのと部品を入れるのでは、関税の額が違うでしょ?
なので、テスラは今回の施策って全く痛くもかゆくもないんですね。
むしろ GMさんとかフォードさんって、実はアメリカの会社なのに自国で作っている比率が低いんですよ。
海外のメーカーよりは高いけど、でも実は100%じゃないんですよね。
テスラだけが100%なんですよね。

では、日本に入ってくるテスラの車ってどこで造られるか知ってる?
市川
市川

かおりん
かおりん
中国ですか?

そうです。上海で作ってるんですよ。
市川
市川

今、関税戦争になっていますね。中国と。
テスラは全く影響受けないんですよ。
どうしてか?
上海で作ってるから。
アメリカから輸出してないんですよ。


しかもやっぱりイーロンマスクがすごいのは、ほぼ100%の資本でテスラの工場を作ってるんですよ。
中国で唯一、車メーカーで100%資本で工場を作ってるのはテスラさんだけです。イーロンマスクだけです。

TOYOTAさんも現地の合弁会社で作っているし、他のメーカーも全部そうですよね。
ただ中国資本が入っているんですけど、テスラだけは異例の異例。
テスラの資本で工場を持っていて、それを上海で作って中国の人たちに買ってもらっているし、
日本に送られてくるものも、ヨーロッパで造ったものも入ってきたりするんですけど、上海製が入ってくるんですよ。

じゃあヨーロッパで売っているものはどこで作ってると思う?
市川
市川

かおりん
かおりん
ドイツ。

そうですね。
ベルリンのギガファクトリーだから、ドイツで作ってるってことですよね。
地産地消みたいなことをテスラはやってるでしょ?
だから今回の関税戦争ってあんまり影響を受けないんですよね。

BYDさんもそうですよね。
中国で作ってるけども、工場をアジアに作ろうとしたり、メキシコに作ろうとしたりしてますよね。
昔は一国で造るというやり方だったと思うんですけど、 やっぱり地元で作るっていうことが、こういったことのリスクヘッジになっていく

<市川の考え方>
日本の関税が仮に25%程に定着して、アメリカに輸出する際にどういう風に考えるべきかと言ったら、
材料を入れてアメリカで造っていくような方向性に、ある程度の規模の会社はやるべきかなという風に考える。


EVにとってはどういう風になるかというと、まずテスラさんがアメリカではむしろ有利に働きます。
中国戦争でも全く影響を受けない。
テスラにとっては、EVというのは追い風になります。

テスラはアメリカ・中国・ドイツと世界中に工場を持ち、現地生産・現地販売の体制を整えており、関税の影響を最小限に抑えている。
これは他の自動車メーカーが見習うべき成功モデルであり、BYDも同様の戦略を取っている。

EV失速の真相と日本メーカーの戦略

市川
市川
日本メーカーってEVが遅れているじゃないですか?

ニュースでは「EV失速で各社がスケジュールを遅らせる」っていう風になってますけど、
実際はEV失速だから遅らせてるんじゃなく、間に合ってなくて計画を遅らせている

市川
市川
EVは失速してないんです。日本だけ失速しているんですよ。

失速っていう言い方もすごく難しくて、「前年比40%」で成長してたものが「前年比20%」になったら失速って言ってるんですよ。
−20%じゃないんだよ。20%伸びてるんだよ。
でもこれを失速って言えないことはないっていう。


それが失速っていう言葉が一人歩きしている。実際には、世界のEV率は全然落ちてない上がっています

ただ日本は落ちてますね。
これはやっぱりメディアの力だと思います。

では、「日本のメーカーがどういう動きをしようとしてたか?」と言うと、
EVは必ずTOYOTAさんは追いつくはずなんですよね。


でも、その追いつく間にハイブリッドも売れているし、好調じゃないですか?
ある意味、正しい戦略かなと思うんですね。
まだガソリンの市場が大きいわけですから、そこを取っていこうとみんながEVに舵取りしてる間に、ハイブリッドを食っちゃえ!ってことですよね。

なんかすごい成功してますと。
そこのメインたる市場が実は北米だったんですよね。
アメリカは日本のメーカーにとってはすごくいい市場だったんですよ。
そこが今、形がよくわかんなくなっちゃってますよね。


市川
市川
「失速するかも?」ってなったら、じゃあどこに目を向けないけないかというとアジアなんですよね。

で、このアジアが実はEVがどんどん侵食されてしまってる。
タイの人も日本車大好きなのに、BYDさんにやられちゃってね。

今、EV比率14%ですよ。
フィリピンもまだEVってそんなに売れてないんですけど、去年が年間500台ぐらい。
今年は年間2,000台ぐらいになろうとしてる勢いですね。

でも先日テスラさんフィリピンで販売しましたよね。
今年の販売、全部予約入ったんじゃなかったかな?速攻売り切れみたいな感じですね。


ということは、この舵取りをガソリン車で稼げると思ってた期間がちょっと短くなってきてるというのが、今のEVの中での日本メーカーにとっての流れかなと思いますね。

市川
市川
おそらくEV化が早まるんじゃないかな?と。
加速すると思いますね。

日本車メーカーの課題と提携の重要性

日本は、例えばEV失速の件に関してもすごくマイナスのニュースしか流れていなくて、メディアの戦略でそうなってます。
今回の関税に関しても、「日本の経済がこれからもっと弱くなっていくんじゃないか?」といったマイナスな話しかメディアは取り上げないですけど、やっぱりその裏をどれだけ知るかによって変わってきますよね。
かおりん
かおりん


ちょっと雲行きが変わってきたのがTOYOTAさんが、中国で200万円台の「bZ3X」という車を販売して、
もう1万台予約が入っているという状況ですし、ヨーロッパでも3車種この春に販売すると。
1車種はSUZUKIさんに作ってもらったやつですけどね。
来年は全部で6車種にすると発表されました。
ヨーロッパもEVで攻めていくという風になってます。

あとやっぱりSUZUKIさんのシェアがインドで高いんですけど、タタ・モーターズがEV出してね。そこがちょっと負け始めてると。
なのでSUZUKIさんがインドでSUVを出しますと。
日本は夏発売ですかね。

TOYOTAさんはヨーロッパで販売します。
でも日本に入ってこないっていうのは電池の問題もあると思うんですけど。

SUZUKIさんはインドで販売します。すぐ日本に入ってくる。
なんでかって言ったら右ハンドルなんですよね。
インドは日本と一緒なので、インドで作ったものをちょっと仕様を変えて、日本に持ってくることができると。
SUZUKIさんが出すんで、おそらく200万台後半、もしくは300万円台頭ぐらいな値段で、補助金を使って250~260万ぐらいの値段になるのかなと。

市川
市川
EVが売れてない理由は、インフラの問題とか色々言われてる。
1つだけ選ぶとするならば、「何が条件が揃ったらEVが売れるんだろう?」というと、インフラとか充電時間とか言われますが、違うんですよ。

フィリピンなんてインフラ全然整ってないのに、テスラがバカ売れするわけでしょ?

価格じゃないですか?やっぱり。
かおりん
かおりん

市川
市川
そうです。結局価格なんですよ。

フィリピンで、今テスラが売れてるのは価格じゃないんですよね。
これは富裕層が買ってるってことです。
日本もそうですから、モデルSモデルXが売れたのは富裕層が買って、それはもう行き届きましたと。

「次は何?」って言ったら、普及車でEVが買えれば(良い)。
ガソリン車が250万です。EVが250万です。さあどっちを買いますか?

市川
市川
EVはインフラが整ってなくて、充電に時間がかかりますって言われても、決定的に大きな違いがある。なんだと思う?

燃費。
かおりん
かおりん

市川
市川
そうです。燃費電気維持費が半分なんです。
悪く見て半分。小さい車だったら 1/3とかだからね。


ハイブリッドが売れている理由

ハイブリッドが売れてるのはガソリン高で、ガソリン車を買うよりハイブリッド車の方がちょっと高いけれど、それをカバーできるから買う。
もしくは電気の走りがいいというとこでハイブリッドを選ぶ。


電気代とガソリンの燃費を比較したら、もう圧倒的に電気自動車の方が維持費は安い
唯一タイヤは換えないといけないが、オイル交換もないし、フィルター交換もない。ブレーキパッドも換えなくていい。
走る維持費が圧倒的に電気の方が安いので、少々手間があろうが、EVを買う


市川
市川
とうことは、値段が一緒で維持費が安ければEVを買うということ。

間違いないですね。
かおりん
かおりん

SUZUKIさんを筆頭に、TOYOTAさんがヨーロッパに出した車もそんなに高い車じゃないんで、
26年からそういう車が出揃い始めるのかなという感じですね。


あと期待しているのが三菱さんなんですよね。
鴻海(ホンハイ)と組むことになったんですよね。
もう鴻海はプラットフォームを持っているんで、三菱らしい車を作るだけなんですよね。
それでもうEVできちゃうんですよ。来年には発売できますよ。


「SAKURA」って日産が造っていると思ってるでしょ?
あれ三菱が造って提供してるんですよ。

これが「何が正解か?」って言ったら、 1年前の展示会でロータスさんの初SUVが初EV。
これがめちゃめちゃ出来がいいんですよ。
考えられる全装備がついてる。

Eletre(エレトレ)という車ですか?
かおりん
かおりん

「Eletre。」
これがかっこいいか、かっこ悪いかってのは人によるんですけど、空力とか、そういうのも穴があってちゃんと空気が流れるようにしてるし、自動運転も日本ではできないんですけど、ついてたりとか、もう内装はプラスチックを使わずに上品だし。
ヒートシーターや冷房もシートについていると。考えうる全てがついてるんですよね。

これなんでできたかっていうのが、ロータスさんには吉利(ジーリー)の資本が入ってるんですよ。
吉利が中国の会社なんですね。
ロータスさんの理念、車の作り込みと吉利さんの技術を使って作り上げた車がこの「Eletre」。
2,000万円ぐらいしますからすごく高額なんですけど、同じ2,000万円の車を考えた時にこれを買う人はいるだろうなと思いましたね。

それができるのは何か?
技術は中国に力を借りてる。
コンセプトはロータスらしさを出していると。
人によればこれは中国車だと言うかもしれないけれど、やっぱり中国車とは違う。
ロータスの考え方が入っているので、やっぱり違うんですよね。

TOYOTAさんは自前で絶対に作ります。
あとHONDAさんもソニーさんと組んだり、「ゼロシリーズ」ってご自身作るって決めているんで。
だからHONDAさんとTOYOTAさんは行けるし 日産さんも「リーフ」とか持ってるんでね。
元々EVを作っています。「アリア」とか。
今年リーフは新しくなりますし、この3社は自前で作っていいと思うんですよ。

<市川の考え方>
けれど、他のメーカーさんは、もう組まないと追いつかない。
その組む相手が日本メーカーじゃないんですよね。作ってないから。
ここを他と提携して作っていくことで必ず成功して、生き残れる

だから今回、この英断をされたのは本当すごいし、三菱さんは絶対良いEVを造って売れ始めると思います。
来年出すEVは売れると思います。

協業できない会社さんっていうのは今後の存続も難しくなってくる?
淘汰されていくんですかね?
かおりん
かおりん

市川
市川
一緒に組んでやらないとね。

例えばマツダさんは中国で組んでますけど、どっちかというと丸投げな感じで作っちゃってるんでね。


日産さんも「N7」っていうEV車を売ってるんですよ。でもそれも、やっぱりちょっと丸投げなんですよね。
中国の会社に造らせてしまっている。

TOYOTAさんの「bZ3X」がすごいなと思ったのは、200万円台で作ったじゃん。
でもこれ丸投げじゃないんですよ。自社管理で作ってるんですよね。

ただ唯一違うのが、本来TOYOTAさんっていうのは「こういう部品を作ってくれ、こういう構成作ってくれ」という風にTOYOTAさんの考えの元に作ってもらう。
完成品として作るっていうのが本来のやり方なんです。

「bZ3X」はたくさん部品メーカーがあるわけです。
そこに元々あるものを基本的には使ってるんですよ。
オリジナルなものを使ってるだけじゃなくて、もう既にあるものを流用して、TOYOTAさんのコンセプトで作り上げた車。
だからTOYOTAらしさはある。
でも中身はどこのメーカーでも買えるものを集めている感じではある。

でもそれをやると、逆に230万で作れたってことですからね。


そこでノウハウを積んで、今度はトヨタさんが自社でトヨタのオリジナルの部品を使って造っていくっていうのが、
トヨタさんのやり方だと思うんで、日本には多分「bZ3X」は入ってこないと思うんですけど。

ロータスさんが2024年2月にNASDAQに上場されたみたいですね。
かおりん
かおりん

ロータスとしてはやっぱり、吉利(ジーリー)と資本提携してなかったら、あんな車を造れなかったし、
資本が入ってなかったら多分、吉利にお願いして造ることをしないと思うんですよ。
資本が入っているからああいう車を造れたんですけど。


三菱さんなんて当然、中国の鴻海(ホンハイ)の資本が入ってるわけじゃないですけど、
そういう提携をしたってのは本当に素晴らしい決断だなというね。

組むんだったらハーウェイとか鴻海とかね。
もうプラットフォームを持っているところなんで。

特に日本人の方は、EVはやっぱり高いなって思ってらっしゃる方が多いですよね。
かおりん
かおりん

市川
市川
「EV来ないよ」とか議論してるのは、日本メーカー推しの方たちなんですよね。
その日本メーカーがEVに舵取りをしたら、必ずその方たちはEVファンになってくれると思います。
かおりんの周りの女の子たちは車に興味ないでしょ?安ければいいみたいな感じでしょ?

安ければいいと考える方たちからすると、EVとかガソリン車とか、もうどうでも良いというか。
うちの娘は高一になりますけど、もう中一の時に言われたから。
うちエンジン車とEVがあるわけじゃん。
なんで「エンジン車を買うの?」って言われたもんね。

もう学校でSDGsやカーボンニュートラルについて習ってるわけだから、
娘からすると、目の前で物が燃えて、カタカタ言ってることにすごい違和感があったみたいで。
「なんで電気でできるのに、ガソリンを燃やしてるの?」っていう本当に素朴な質問だったね。


若い世代はそういう風に価値観が変わっていくと思いますし、その子たちが大人になっていくわけですから、2026年は楽しみですね。
大きくEVが変わってくるのかなと。

市川
市川
でもそれまでに私たちのFLASHも広げていかないといけないんで。
ブームが来ると競争が起こるんで、今のうちに広げていけないといけないですね。

関税とEVにおける投資戦略

かおりん
かおりん
関税はEVに関しては逆に追い風?となるんでしょうか?

そうですね。追い風というか、EVにとってはどちらかというとプラスですね。
市川
市川

「株が乱高下してるんで、どうなんですか?」っていうことを聞かれることが多いんですけど、「気にするな。もう持っとけ」って感じですね。



もう落ちる時は買いなんですよ。
買い方が幅広く買うやり方じゃないんですよ。
元々欲しいと思ってるいい銘柄ががこういう時に落ちてくれるんですよ、関係ないのに
「今だ!」と思ってもう買ってくださいって感じですね。


この時にやって欲しいことは、買った時に落ちたりするわけじゃないですか。
でも逆に利益が出て売ってた案件もあると思うんですね。
それを相殺するんですよ。一旦損切りするんですよ。
税金対策で、マイナス出ても利益で相殺しちゃう。


銘柄は同じものを持つんだけれども、損切りしちゃってね。
同じポジションを持って、ゼロリセットにしちゃうとかね。

元々目をつけてたところの株が安くなるわけですから、それを買い増しするのが正しいやり方で、
必ず株価は戻るんで、一時的に安くなった時に「バーゲンセールだ!25%オフだ!」みたいな形で買うべきなのかなと思いますね。

最近この波って結構頻繁に来ますね。
去年もあったし、「落ちる時に損する人」ってどういう人かって言うと、「信用取引」してる人なんですよね。


レバレッチを利かせて株を買ってらっしゃる方は、落ちた時に追加でお金入れないといけないんで、損切りしないといけない。
で、また元に戻った時に、「株がなくなってる」みたいな状況が起こるんですよ。

必ずこういう時が来るから、信用取引きはしない方がいいんじゃないかと思いますけどね。
信用取引きしていない方は、売るか売らないかは、持っとけばいいっていうね。また戻るだろうと堂々と構えるか、継ぎ足しで買うかみたいな感じです。
市川
市川

かおりん
かおりん
株に依存してる方は、今回の大暴落ですごい仕打ちに遭ってらっしゃいますからね。

投資」と言われると個別銘柄で10倍になるような株を買うべきだと思うんですけど、
まとまって定期的に買うんであれば、「運用」だと思うので、2~3倍を狙ってるわけじゃなくて、5%~10%上がればいいという、長期的な感じで買えばいい。
貯金よりいいですから。
市川
市川

ただ、信用取引をしちゃうとリスクを追ってやってらっしゃるので、こういう時は必ず来る。いきなりトランプさん発動するわけですからね。


20%落ちたら、レバレッジを10倍でやってらっしゃった場合って、もう追加がお金発生しちゃうんで、
例えば2,000万頭金に2億の取引きをしてるわけなんで、10%下がったら2,000万消えちゃうじゃないですか。
だから追加で1,000万を入れないといけないってことなんですよ。
で、そのお金を用意できないと、持ってるお金が消えちゃうっていう。

<市川の考え方>

関税ショックによる株価下落時は買い増しチャンス
長期投資目線で割安な優良銘柄に投資し、損失と利益を相殺して節税する手法も有効。

株式市場が下落した際に大きく損をするのは「信用取引」をしている人
信用取引はレバレッジ(借入金)を使って株を買う手法であり、株価が下がると「追証(追加の資金)」が必要になる。
結果として、損切り(強制的な売却)を迫られ、株価が元に戻っても保有株がない=回復の恩恵を受けられない状況に陥ってしまう。
市場が大きく落ちる局面は「必ず来る」ため、信用取引は避けた方がよい

今日はトランプさんが全世界に関税を出したニュースについて市川さんに色々とお話をいただきました。


またこういった形でタイムリーに情報発信させていただきたいなと思いますので、是非皆さんチャンネル登録お願いいたします。

投資ナビでは、株式投資以外の投資案件情報を数多く配信しております。

新着の案件情報は、LINE公式アカウントでお知らせいたします。また、お友達登録していただいた方へ限定公開の案件情報も随時配信しています。

案件の詳細確認を担当者ともできますので、ぜひご登録ください!

投資ナビ登録はこちら!:https://lin.ee/VBRCTny