【奈良県宇陀市役所】FLASH稼働開始のテープカットを行いました!
2024年4月9日、宇陀市と山本建設株式会社、10 Fields Factory株式会社の間でEV急速充電設備の設置に関する協定が締結されました。
25年3月いよいよFLASHの運用が開始されます!
今回は「FLASH稼働開始のテープカット」の様子をご紹介していきます!
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FLASH設置の経緯
宇陀市は2024年2月に電気自動車の普及に寄与するために、市が所有する施設に、EV充電設備を設置する事業者を公募型のプロポーザルで募集しました。
2月27日に審査会が実施され、急速充電器を設置するパートナーとして、山本建設株式会社と10 Fields Factory株式会社が選定されました。
そして2025年3月、EV急速充電器「FLASH」の運用開始セレモニーが行われましたので、今回はその様子をお届けいたします!
EV急速充電器「FLASH」 運用開始セレモニー
向かって左より、10 Fields Factory株式会社 代表取締役社長 市川裕様でございます。
宇陀市長 金剛一智でございます。
山本建設株式会社 代表取締役社長 山本武也様でございます。
これよりテープカットを執り行います。
—テープカット後—
これより、宇陀市のEV急速充電器の運用開始となります。

宇陀市のカーボンニュートラルの取り組みが、EV充電器の運用開始により、また1ステージ上がったと考えています。
宇陀市は脱酸素社会の実現に向けた取り組みを推進していくために、令和6年の3月に、宇陀市のカーボンニュートラル推進計画策定をいたしました。
パリ協定等を踏まえて、「2050年 温室効果ガス排出量 実質0の社会の実現」に向けて、
2030年度までの実行計画として、温室効果ガス排出量の削減目標や、地球温暖化防止への取り組みについて宇陀市も進めて参ろうと考えております。
我々の計画では、公共施設へのEV充電器設置を位置付けております。
設置にあたりましては、令和6年の4月9日に 山本建設株式会社様、そして10 Fields Factory株式会社様と、宇陀市の3社による連携協定を締結させていただいております。
市内公共施設への充電設備設置を進めて参ります。
その第1号として、本日宇陀市役所への設置となりました。
今後も他の公共施設への設置を進めて参りたいと考えております。
多くの方に利用していただくことができ、そして電気自動車(EV)や プラグインハイブリッド車(PHEV)の普及促進につながることを祈念し、私からのご挨拶とさせていただきます。
EV充電器「FLASH」の説明
ご説明いただきますのは、EV充電器の設置運営を行います、10 Fields Factory株式会社 代表取締役社長 市川裕様です。


FLASHには大きく特徴が4つございます。
【 FLASHの4つの特徴 】
1. 充電スピードが日本国内最速の180kW
よく「EV車は充電時間がかかる」という話がありますが、それを解決すべく180kWというスピードを達成しております。
将来的には車の充電スピード合わせてバージョンアップができるようになっておりまして、
最終的には最大出力240kWまで上げることができる仕様になっております。
2. 非会員制
会員登録が必要な充電器が多いんですけれども、遠方からいらっしゃる方が、会員登録をするのは非常に不便です。
弊社の充電器はクレジットカード・QR決済が可能で、会員登録をせずにそのまま充電ができる仕様になっております。
3. 2種類(CHAdeMO / NACS)の充電ガン
日本で主流のCHAdeMOは当然ついております。

もう1つが、唯一日本で別規格のテスラさんのNACS規格のガンも付いておりますので、日本で走行しているEV車は全て直接充電ができる仕様になっています。

4. 従量課金制
EV充電器にある問題として、多くの充電器が分課金制で「時間で課金をしていくシステム」になっているんですけれども、FLASHは従量課金制。
要は1kWあたりいくらという形で課金していきます。
EVは充電速度が変わっていくんですね。
同じ車でも20%時と50%時は充電スピードが違ってきますが、分課金だと不具合が出てきてしまうということを、従量課金制は解決しております。
ガソリンスタンドの様に「1Lいくら」というような形で、「1kWあたりいくら」という形式で課金できる仕組みになっております。
充電実演
—リーフの場合—



通常はここで会員カードをかざしますが、FLASHの場合は画面に触れて「充電開始」を押すだけです。

これで「充電開始」しています。

今、このリーフは充電65%入っていまして、41kWの速度で充電しています。
リーフは180kWの速度で入らないので、確か60kWぐらいが最高速度です。
入った分だけ料金を支払います。
止める時はこの「充電停止」を押します。

止まったら、清算の画面に変わります。

(クレジットカードで精算する場合は)クレジットカードを挿入するだけです。

これで決済が終わりです。
後はガンを抜いて、戻すんですけども、もし決済をせずに車を3分間置いておくと、今度は超過料金が発生する仕組みになっております。
EVで問題になっている置きっぱなし問題に対応するためです。
充電が終わってもずっと車が残っているお客様がいるので、それを解消するために超過料金が発生する仕組みになっております。
—テスラの場合—
テスラは左後ろに充電ポートがあります。

アタッチメントをお持ち方は付けてCHAdeMOで充電しますが、欠点は50kWの速度でしか入りません。
直接差せば、180kWまで対応できます。
充電方法はCHAdeMOと全く一緒です。
セレモニー終了後


iPhoneと同じように、ちょこちょこ充電する感じですね。




バージョンアップした時には、それに対応したソフト入れたりすることもリアルタイムにできます。

災害時
FLASHは料金も変更できるため、無料解放して充電してもらったり、応援で来た方の充電をしたりインフラ支援も可能。
100年前とは比べものにならない程のエネルギーが必要になっているので、それに対しての準備ですね。
市も一緒に取り組んでもらえると、市民としてはすごくありがたいです。


劣化は20%ぐらい。相当走ってる方ですけれども、10年で10%が劣化の目安です。

大体のメーカーさんは30%以下になると補償してくれます。
初期の車はすごく劣化が激しかったんですが、今の車はそういう話を聞かないですね。
エンジンと違い、モーターは劣化しないので、エンジン車は3~4年経つとパワーが落ちたように感じますが、EVはモーターが全く劣化しない。
気をつけないといけないのは、電池の劣化とタイヤの摩耗なんです。
パワーがあるので、普通のエンジン車よりも減りが早いです。





宇陀市でやって、やめておこうと思われなくてホッとしています。


何でも初めてやることには不安があるから、安心していると思いますよ。

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